アートオリンピア着々 トロフィー完成披露会見
国際アート・カルチャー都市を掲げる豊島区にとって、また待望の新庁舎「回廊美術館」のこけら落としのメインイベントとして大きな期待が寄せられている国際アート公募展「アートオリンピア2015」の受賞者トロフィー完成披露が2月9日に区長月例と実行委員会の共同記者会見として豊島区役所で行われた。
会見では高野区長、山口伸広実行委員長(人間国宝美術館理事長)、今回のトロフィー製作者でもある宮田亮平審査委員長(東京芸術大学学長)があいさつに立ち、アートオリンピア成功への期待と決意など熱く語った。
アートオリンピアは東京、ニューヨーク、パリを結ぶ主に新しいアーティストによる国際公募展で、賞金総額約5000万円。一般の部1位に1200万、学生の部1位200万円の高額となっている。
作品は、東京、ニューヨーク、パリの拠点を通じて世界各国から集められ、それぞれの拠点で一次審査が行われ、各80点が豊島区に集められ。来年6月10日に最終審査・発表会が、国際会議などもできるようにつくられた豊島区新庁舎の区議会議場で行われる。展覧会は6月13日から28日の間、開催される。
東京での審査委員には東京芸術大学学長の宮田亮平氏、京都市立芸術大学学長の建原哲氏、画家の千住博氏、金沢21世紀美術館館長の秋元雄史氏、女子美術大学芸術学部教授の南島宏氏らそうそうたる面々が名を連ねている。
実行委員会は人間国宝美術館の山口伸広館主を委員長に、北郷悟東京芸術大学理事・教授、横山勝樹女子美術大学学長、保科豊巳東京芸術大学美術学部長・教授、矢部良明人間国宝美術館館長、原真一東京芸術大学准教授。
また審査は採点方式というのもユニークで、各界から多くの注目を集めている。
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