2015年3月

第3068号 2015年3月04日号


リノベーションに期待
 都内初のスクール開講


 豊島区のすすめる住みよい街づくり、空き家対策に期待の寄せられているリノベーション。不動産関係者やオーナー等の関心を集めているが、豊島区は、都内で初となる遊休不動産(空き家物件)を活用し都市再生手法を実践して学ぶ「まちづくりのための短期集中スクール『リノベーションスクール@豊島区』」を6日(金曜日)から8日(日曜日)にかけて、大正大学(西巣鴨3-20-1)を主会場に開催する。

 今回のリノベーションスクールは「事業計画コース」、「セルフリノベーションコース」の2コースで開催される。

 「事業計画コース」では、所有者から提供された区内の実際の物件4件を対象に、国内の先駆的なリノベーション事業者であるユニットマスター(講師)と、全国から集まる受講生が一丸となって、具体的なリノベーションの事業プランを3 日間かけて作成。最終日となる8日には、物件所有者に向けて公開プレゼンテーションを行う。物件所有者が事業化する様な提案、更に物件単体のみならず、その物件のあるエリアの価値を上げ、地域を生まれ変わらせエリアの再生を目指す提案が出来るか否かが鍵となる。

 「セルフリノベーションコース」では、実際の物件1件を、3日間で講師陣とともにリノベーションに取り組むコース。学びながら実際に手と体を動かして、生のリノベーション現場を体験し、技術を獲得していく。最終日には同じく公開プレゼンテーションを行い、その成果を報告する。

 初日の6日には、リノベーションスクールの対象となる物件が発表され、受講生が対象物件を実際に見学してから作業に取りかかる。今回、受講生については「事業計画コース」に90名の応募があり、選考で36名を決定。「セルフリノベーションコース」には32名の応募があり、同じく選考により10名を決定した。

 最終日に行なわれる公開プレゼンテーションは一般の方も受講が可能。また、同日には不動産オーナー向け特別無料公開講座「不動産保有の意味を問う!」も開催される。

 区担当者は「魅力的な事業プランが生まれることを期待している。多くの方に会場に足を運んでいただき、都市再生の新しい息吹を直に感じてほしい」と語っている。

 一般の方も参加可能な講座「公開プレゼンテーション」は3月8日(日曜日)午後2時30分から4時10分。不動産オーナー向け特別無料公開講座「不動産保有の意味を問う!」は3月8日(日曜日)午後12時45分から1時45分。いずれも、大正大学7号館1階プレゼンテーションカフェで、受講料無料、申込み不要。


»» BACK

«« Go to TOP


トップページ バックナンバー 豊島区の選挙 紙面で見る
区民の歴史
リンク集 豊島新聞について

豊島新聞綱領

本社事務所
〒170-0013
豊島区東池袋
1-21-11
オークビル5F

豊島新聞は
毎週水曜日
発行です

民の情報紙

株式会社
豊島新聞社

豊島新聞
TEL
3971-0423
FAX
3986-4244
情報・投稿
購読申込み
購読料
3ヶ月2,700円