2015年3月

第3069号 2015年3月11日号


豊島の高い技術一堂に
 大盛況!としまものづくりメッセ


 区内の基幹産業である印刷業をはじめ、精密機器、金属製品等の製造業や、独自の技術を持った区内企業などがそれぞれ優れた製品や高い技術を一堂に展示する池袋副都心の産業見本市「第8回としまものづくりメッセ」が3月5日から7日までの3日間、東池袋のサンシャインシティ展示ホールBで開催され、期間中2万人の人出でにぎわった。

 今年は98社・団体が出展。見本市は一般的にビジネス目的の方しか入れないものが多いが、「としまものづくりメッセ」は多くの方に区内産業等を知ってもらおうと一般の方も楽しめる企画を多数用意し、積極的に来場を呼び掛けているため、今回もたくさんの親子連れや子どもたちが来場した。

 見どころの一つ、「新庁舎落成記念コーナー」では、5月7日にオープンする豊島区新庁舎の中身を一足早く紹介。また、「トキワ荘通りコーナー」では、現在のマンガ・アニメ隆盛の礎を築いたトキワ荘文化を発信するトキワ荘通り協働プロジェクト協議会が関連グッズ等を出品。さらに、紫雲荘で活動するマンガ家・桐木憲一さんとマンガ家を目指す若者がデザインしたオリジナルフレーム切手「マンガの聖地 豊島区~トキワ荘から紫雲荘、そして世界へ~」も切手販売コーナーで先行販売された。

 また、土曜日を中心に行われた一般来場者向けの「体験教室」も好評。お馴染みの「七宝焼き体験」や「エコバッグづくり」などに加え、今回は新たに区立千登世橋中学校ロボット部の生徒が教える「子どもロボットづくり体験~2足歩行ロボットで相撲体験~」や、東京信用金庫の職員がお金の流れやお札のかっこいい数え方(札勘)を教える「子どものためのお仕事教室」も大人気だった。他にも、ものづくり体験ができるブースでは、リサイクル石けん作りや、イラストアプリを使用した「イラスト似顔絵Tシャツ作り」ができるなど、子どもから大人まで楽しみながらものづくりを体験していた。

 「特別講演」ではビジネス向けの特別講演を5日、6日の2日間で4回実施。初日の丸紅情報システムズ株式会社 丸岡浩幸氏による「3Dプリンティングによる"ものづくり革命"」と株式会社 ABC Cooking Studio 代表取締役社長 櫻井稚子氏による「『世界中に笑顔のあふれる食卓を』~企業理念に込めた想い~」など好評だった。

 さらに、会場では今年も1円から500円までの6種類の通常貨幣と、純銀製の年銘板1枚をケースに収納した記念の貨幣セットも販売され、開場前から購入希望者の長い列ができていた。


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