西巣鴨駅でテロ対策
豊島消防署、化学消防演習
死者13名、傷者6300名という大惨事のあの地下鉄サリン事件から20年が経過した。
豊島消防署では3月6日、「都営地下鉄三田線西巣鴨駅の地下2階ホーム上で何者かが毒性の液材を放置し、発生したガスにより多数の傷病者が発生」という想定で都営地下鉄三田線西巣鴨駅構内で消防演習を行った。
当日は40隊員が参加して本番さながら、電車が運行しているホーム上で、都営地下鉄駅職員の的確な避難誘導及び通報等の初動処置が行われたほか、駅職員と消防職員が連携して急病人を救助。本郷化学機動中隊が、毒劇物の特定を実施するとともに、消防隊及び救急隊が多数の急病人を扱い、毒性ガスの除染活動及びトリアージを実施した。
参加隊は豊島指揮隊（4名）、巣鴨特別消火中隊（5名）、豊島1小隊（5名）、豊島特別救助小隊（5名）、本郷化学機動中隊（5名）、指揮隊（3名）、ポンプ隊（7名）、救急隊（6名）。
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