2015年3月

第3071号 2015年3月25日号


待望の豊島区新庁舎落成
 区民が集うシンボルタワー


 環境にやさしい樹木のようなシンボルタワー、庁舎まるごとミュージアム、345日開かれた庁舎、最新の防災センター機能など話題満載の国際アートカルチャー都市をめざす豊島区の未来を開く待望の新庁舎が完成、3月23日に大勢の関係者、区民を招いて落成式・内覧会が行われた。

 落成式は10時、1時、3時の3回に分けて行われ、それぞれ4百人ほどの参加者がお祝いに駆け付けた。

 10時からの1回目には建設にかかわった隈研吾氏(建築家)・六鹿正治氏(日本設計)・平賀達也氏(ランドスケープ・プラス)・市原博文氏(大成建設)らも参加、来賓として小池衆議、特別区長会会長の西川荒川区長らがお祝いのあいさつ。

 紋付羽織袴の礼装で式に臨んだ高野区長は、区長就任時の「崖っぷち財政」から新庁舎建設までを振り返り、「みんなの知恵だしあい考えたすえ、市街地再開発と資産活用という全く新しい手法で、新たな税金を投入することなしで新庁舎の実現に力を尽くしてまいりました。検討から10年の月日がかかりましたが、この間、皆さまとともに苦しみながら、反対意見を一つ一つ説得を重ねてきました」と感慨深げ。『自分には自分に与えられた道がある』という経営の神様・松下幸之助氏の言葉を紹介し、「私は豊島区長として、豊島区に暮らすすべての人々の幸せのため誠心誠意努力して信念を持って新庁舎整備に全身全霊を注いでまいりました。懸命に歩んできたその道に確かな手ごたえを感じ、志を持って前に進むことの大切さを実感しております。この新庁舎は皆様とともにがんばって、がんばって、がんばり抜いた証。お世話になったお一人お一人に感謝いたします」、そして「この新庁舎完成を機に、これからの豊島区をさらに発展させること誓います」とあいさつした。

 新庁舎紹介ビデオ上映、野村萬氏による奏上、野村万蔵氏の演舞「三番叟」など披露され式典に花を添えた。テープカットには女優の竹下景子さんの姿もあった。また竜鳴太鼓や東京音大の演奏が盛り上げに一役買っていた。他の回も来賓やアトラクションに多少の違いがあったが内容はほぼ同じ。

 なお、24日から29日に区民見学会が開かれており、28、29日には、多目的スペースでさまざまなイベントが開催されている。同時にふくろうブローチ、記念切手、染井櫻、大塚ものがたり、吟醸酒・なでしこなどこの日のために用意された記念品の販売も行われている。


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