高岩寺で伝統こけし展 白石市弥治郎系工人が実演
「こけし女子」という言葉が生まれるほどのこけし人気がきている。洗い観音とともにすっかりこけしでおなじみとなった巣鴨・高岩寺で「すがも朝顔まつり」にあわせて7月2日から6日、東北地方復興支援として宮城県白石市弥治郎系伝統こけしの工人、新山実、新山真由美、吉野稔弘の三氏を招いて「第7回伝統こけし制作実演」が境内横の高岩寺信徒会館で開催される。午前10時から午後4時。無料。弥治郎こけし業協同組合協賛、東京こけし友の会協力。
期間中は、こけしの制作実演としてろくろを用いた木地挽きや描彩、作品・特産品頒布、描彩体験など行われる。
高岩寺では平成23年に伝統こけし愛好家の医師・逸見和子氏(故人)からコレクションの一括寄贈を受け、伝統こけし全11系統の常設展示をはじめ、東北大震災の復興支援のため7月の朝顔まつり、11月の菊祭りにあわせて、東北のこけし工人を招いて制作実演イベントを開催している。とくに常設の等身大の灯籠こけしは見応え充分、お出かけください。
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