新庁舎で防災サミット
14自治体集い、意見交換
豊島区と防災協定を結んだ14自治体が集結する「防災サミットin豊島」が11月10日午後1時から、豊島区新庁舎１階のとしまセンタースクエアで開催される。専門家による基調講演、新庁舎5階「災害対策センター」の見学も。事前申し込み不要で入場無料。
「防災サミット」は災害時に備え、自治体間の連携関係を確認し交流を図るイベント。平成14年に第1回が開催され、今回で5回目を迎え、参加自治体は、山形県遊佐町、埼玉県秩父市、福島県猪苗代町、埼玉県三芳町、岩手県一関市、岐阜県関市、群馬県神流町、新潟県魚沼市、長野県箕輪町、茨城県常陸大宮市、栃木県那須烏山市、山形県村山市、秋田県能代市、愛媛県内子町。
今回は第一部で工学博士であり豊島区都市計画審議会会長の中林一樹氏が講演する。東日本大震災に学び、次に起こる巨大災害にどう備えるのかを考える内容だ。基調講演の後、防災サミットで各自治体の首長同士による意見交換が行われる。防災サミットの実会場は豊島区新庁舎8階議場となる。
第二部では協定自治体がわが町の紹介や防災施策についてのプロモーション(5分×14自治体)を行う。さらに今後も連携関係を維持・強化していくことを確認する共同宣言が採択される予定。なお、当日は午後1時から同4時30分まで庁舎5階の「災害対策センター」が見学できる。
区の担当者は「自治体の広域連携について知って頂く貴重な機会であり、できるだけ多くの方々にご来場頂きたい」と話している。
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