「さらにわかりやすく」 旧庁舎跡地等まちづくり説明会
都市機能更新の遅れをとっている池袋の街の活性化、さらなる魅力アップに大きな期待がよせられる旧庁舎跡地開発――。豊島区は、新庁舎整備に伴い、民間事業者が整備する旧庁舎跡地のプランがまとまり、2020年までの完成を目指して、その旧庁舎跡地・周辺まちづくりに関する説明会ヲ12月8日午後7時から8時30分、東池袋の豊島公会堂で開催する。事前申し込みは不要、直接会場へ。
区は、これまで西部区民事務所(10月19日)、東部区民事務所(10月21日)、生活産業プラザ(10月29日)で同様の説明会を高野区長出席で開催してきたところだが、今回はあらためて説明するとともにこれまでに出た区民の意見に答える意味合いもふくまれている。
おおむねこういった設明会には反対の人たちが積極的に出席するといわれるが、ことは豊島、池袋の将来に大きく影響する事業。「賛成、反対と色々な意見があることはわかるが、区には区民目線に立った丁寧な対応をお願いしたい」、「資金計画、進め方などわかりやすく情報公開していただきたい」という区民にしっかりと応えることが望まれる。
旧庁舎跡地の民間活用は、定置借地権の設定により地代191億円の一部を新庁舎整備費用の財源に充てるとともに、1300席の新ホール(ほぼ明治座並み)と民間施設、周辺の公園・道路を一体的に整備することで、高野区政の推し進める国際アート・カルチャー都市の顔となる新たな文化にぎわい拠点をつくるとしている。
これにあわせて隣接する区民センターも改築され、あらたな区民センターには約500人・約160人収容のホールと、女性や子供連れの来街者のための大規模なトイレや子育てスペースが整備される。
区は「今回の説明会では、これまでいただいたご意見を踏まえ、さらにわかりやすく事業の目的や内容を説明します」としてい
る。
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