福祉と文化の融合 29日まで障害者アート展
東京メトロ副都心線池袋駅構内のEchika池袋ギャラリーにおいて、「障害者アート展」が開催されている。29日まで。
豊島区では、「福祉と文化の融合」を目的に、新庁舎まるごとミュージアムでの作品展示や障害者アート教室の開催等、障害者の方々の自己実現を支援していく取り組みを推進しており、作品発表の場の拡大を図っている。また、「ふれあいアートストリート」と称し、障害者の作品を駒込・染井銀座商店街に展示するなど、地域の中でも障害者が制作した作品を紹介する取り組みが行われている。
平成20年から開催されている「豊島区障害者美術展(ときめき想造展)」は今年で8回目を迎え、8月には歴代最優秀受賞作を紹介する「ときめき想造展の歩み」が開催された。会場となった豊島区新庁舎の「としまセンタースクエア」には多くの人が訪れ、新鮮な驚きと共に個性豊かな作品を鑑賞していた。
Echikaギャラリーは、東京メトロ池袋駅構内にあり誰もが気軽に立ち寄れ、区民に限らず池袋を訪れた人達に広く作品を紹介することができる。今回は、「第8回 ときめき想造展」の受賞作品のうち14点が並ぶ。水彩・刺繍・書など、画材も作風もそれぞれ大きく異なり、一点一点見ごたえのある作品が勢ぞろいしている。
障害福祉課担当者は、「年々、区の障害者美術展への応募も増えている。受賞者の中には他の美術展で高い評価を受け、多数受賞歴がある方もおり、魅力的な作品が揃っているので、是非足をお運び頂きたい。」と話している。
なお、「第9回ときめき想像展」については、12月より出品作品を募集予定。
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