2016年2月

第3110号 2016年2月17日号


豊島区は新たな発展期
 予算区議会開会、高野区長所信


 平成28年第1回豊島区議会定例会、いわゆる予算議会が2月12日に開会した。会期は3月17日までの35日間。初日、高野区長がインフルエンザ罹患により本会議を欠席したため、水島正彦副区長が所信表明を代読した。平成28年度の施政方針、平成28年度当初予算案、今後の主な事業展開を述べるとともに、
 「新庁舎は、豊島新時代を象徴する建築物であります。  区立の小中学校30校の全校が新庁舎を訪れ、延べ2,500人に上るお子さん達が豊島の森で環境学習を受けました。建物のデザインを監修してくださった隈研吾さんは、国際コンペなどで新庁舎を紹介しておられます。

  区民に開かれ子どもの声が響く庁舎。世界に紹介される庁舎が新庁舎であります。

 そして、この新庁舎整備を契機として連鎖的な副都心再生が進み、特定都市再生緊急整備地域、国家戦略特区の指定を受けた豊島区は、国際競争力を高め、日本再興を牽引する拠点の一つとして位置づけられるに至りました。

 今、豊島区は確実に新たな発展期を迎えています。

 ただ、ここまで至る道は、決して平坦ではありませんでした。

  5年前の東日本大震災、リーマンショックによる深刻な景気後退、そして、2年前の消滅可能性都市。数々の厳しい局面がありましたが、私は常に区民の皆さんに、特に次代を担う若い皆さんに誇りと希望を持っていただけるまちづくりを進めたいと熱望し、苦境を打開するための知恵を絞りだしてきました。

 「何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。

 この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。

 上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは、ハシゴは生まれない。」

 これは、松下幸之助氏の言葉でありますが、区政に当たる私の思いと深く通じるところのある至言であります。

 何としても豊島区の明るい未来を切り開きたい。

 この熱意が、新庁舎を生み、さらに「国際アート・カルチャー都市」という本区の明確な都市像を生み出しました。

 これからが大切です。私は、常に自ら区政の最前線に立ち、全身全霊を捧げ、強いリーダーシップを発揮して豊島区の輝かしい未来を力強く切り拓いていく決意を固めております」と締めた。


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