2016年5月

第3121号 2016年5月18日号


やはり難しいのか
 一年半ぶり豊島区議会報告会


 一昨年11月以来2回目となる区民に開かれた区議会を目指して全区議会会派・議員が協力して開催する「豊島区議会報告会」が5月11日午後6時30分から新庁舎のとしまセンタースクウエアで開催された。実行委員長は本橋弘隆区議(自民)、副は高橋佳代子区議。

 内容は、区議会の仕組みと役割、予算特別委員会審査内容の報告、第1回定例会での各常任委員会審査内容の報告(総務、区民厚生、都市整備、子ども文教)、質疑・応答――と前回とほぼ同じ進行だった。

 参加者は前回のほぼ半数の60人程度。会場がかわりなじみのないせいもあろうが、議員一人ひとりのこの報告会に臨む姿勢がうかがいしれよう、支持者にも声をかけてないのか。また内容も理事者(区側の答弁する人)が議案を説明しているかのような報告が続き、委員会の長が対面して話しする様は、さながら大臣、議員内閣制。報告の持ち時間が決まってたらしく、それを超えて話す議員もいて他議員から抗議の場面も。質疑応答も「原則として報告した内容に限る」としたため、ほとんど出ず、計3人だけ。前回同様、反省の多い報告会となった。ふだん争っている会派が一緒にやっていることだから難しいことがあるのは察しがつく。

 「もっと定期的に開催してもらわないと意味がないのでは」「行政の代弁者みたいだった」「話してる内容がわかりずらかった」「議員さん皆が協力してやっているのがわかって頼もしかった」「この内容の報告会ならば、説明者は行政の人にしてもらった方がいいのでは」「このところ続いた深夜議会の説明があると思ったが期待外れ」との声があった。


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