2016年7月

第3130号 2016年7月27日号


自治体間の連携確認
 防災サミット in 那須鳥山


 豊島区と防災協定を結んでいる自治体が集結し、災害時に備えて自治体間での連携を確認し、交流を図る「防災サミットin那須烏山」が7月21日、栃木県那須烏山市で開催され、豊島区からは高野区長らが参加した。会場は烏山城カントリークラブ。

 平成14年に第1回が開催され、昨年11月の豊島区での開催に次いで、今回で6回目を迎える。この日は、豊島区を含む11自治体が参加し、豊島区危機管理監による基調報告や、自治体間連携についての意見交換が行われた。

 防災サミットでは、まず今浦勇紀豊島区危機管理監より基調報告が行われた。テーマは「熊本地震の教訓」。高野之夫豊島区長とともに熊本を視察した様子を報告し、熊本地震の教訓から得られた、今後の自治体間協力の在り方と具体的な政策について提言した。基調報告の後、各自治体の首長同士による意見交換が行われ、区長は、「今回の熊本の事例においても、自治体間の支援は、抽象的・包括的なものから、具体的・直接的なものになっている。今後は支援する場合も、される場合も、事前にスキルを磨き、計画的に『支援をする』又は計画的に『支援を受ける』ということが重要になってくる。これらの実現に向け、協議をしていきたい」と自治体間協力の具体化について意気込みを語った。

 その後、今後も連携関係を維持・強化していくことを確認する共同宣言を採択。共同宣言では自治体同士の防災交流や情報の共有を進めることや、災害時の相互支援受援体制を構築し、互いに発展することを目指すとしている。

 《豊島区と防災協定を締結している15自治体》山形県遊佐町、埼玉県秩父市(今回は欠席)、福島県猪苗代町、埼玉県三芳町、岩手県一関市、岐阜県関市(今回は欠席)、群馬県神流町(今回は欠席)、新潟県魚沼市、長野県箕輪町、茨城県常陸大宮市、栃木県那須烏山市、山形県村山市、秋田県能代市(今回は欠席)、愛媛県内子町、神奈川県湯河原町(今回は欠席)。


»» BACK

«« Go to TOP


トップページ バックナンバー 豊島区の選挙 紙面で見る
区民の歴史
リンク集 豊島新聞について

豊島新聞綱領

本社事務所
〒170-0013
豊島区東池袋
1-21-11
オークビル5F

豊島新聞は
毎週水曜日
発行です

民の情報紙

株式会社
豊島新聞社

豊島新聞
TEL
3971-0423
FAX
3986-4244
情報・投稿
購読申込み
購読料
3ヶ月2,700円