平和願う折り鶴を広島へ 区民ひろば高松で戦争を語り継ぐ
終戦記念日を前に「戦争を語り継ぐ2016―戦争のない世界を願う―」が8月6日、区民ひろば高松で95人が参加して開催された。
区民ひろば高松では毎年8月に戦争の悲惨な史実を語り継ぐ会を開催。8回目となる今年は広島に原爆が落とされたこの8月6日の開催となった。
第1部として劇団東演所属の尾崎節子さんによる旧満州国の開拓団と残留孤児を題材に戦争に翻弄された女性の悲劇と苦悩を描いた作品、「ひとり語り『花いちもんめ』(宮本研・作)」が演じられた。
第2部は「みんなで折り鶴を折ろう―平和を願う」。原爆による白血病で亡くなった佐々木禎子さんをモデルとした広島平和記念公園の「原爆の子の像」や灯篭流しなど、広島の映像を見ながら、貞子さんの甥・佐々木祐滋さんの代表曲「INORI(祈り)」(歌:クミコ)を聴き、参加者全員で折り鶴を折った。出来上がった折り鶴は千羽鶴にして広島市へ贈られることとなっている。
そのほか、区民合唱団「緑の会」とともに「一本の鉛筆」など平和に関する歌などを合唱した。
»» BACK
|