養老乃瀧の地域貢献事業 こどもサイエンス教室
創業60周年の養老乃瀧(株)は7月30日、地域貢献として池袋南口前の養老乃瀧 池袋ビル研修センターで無料セミナー「夏休みこどもサイエンス教室」を開催した。としまNPO推進協議会が共催、豊島区教育委員会、としまユネスコ協会後援。
~ビタミンCってどんなものにはいっているの?~のテーマで、午前午後の2回開催。
各開催とも小学3年生~小学6年生の親子12組が参加した。
人間が生きていく上で欠かせない栄養素は色々あるが、今回はその中の一つビタミンCについて実験を通じ、居酒屋やご家庭で食している食材の中でもどの様な物に入っていて、どんなモノにたくさん入っているのかなど、家庭にあるもので実験した。
実験の前には、養老乃瀧のサイエンス教室恒例の手洗いの仕方とその重要性について覚えてもらい、実際にどれ位、指や手にバイキンがついているかなどローションを使って疑似体験。ブラックライトを当てて洗い残し確認し、飲食店での手洗い方法を学んで今後の病気の予防にも役立てた。
メインイベントである「どんなものにビタミンCは入っているの?」については、うがい薬に使われているヨウ素は、ビタミンCが入っているものを混ぜると色が無色になる特性を利用し、市販の緑茶飲料と市販のレモン果汁のどちらにビタミンCが多く入っているか実験。
うがい薬を希釈した溶液を作り、スポイトで緑茶とレモン果汁を1滴ずつ、うがい薬を希釈した溶液に垂らして何滴で無色になるか事前に予想し実験で検証。大半は、レモン果汁の方が少ない量で無色にするという予想でしたが、実際には緑茶の方がビタミンCが多く含まれていることが分かり、生徒だけでなく、保護者の方々も驚き。酸化防止の為に緑茶飲料には「ビタミンC」が含まれているなど、実際に体験したからこそ分かる事もあると大満足の様子。
養老乃瀧では「今後も、身近なものを使ってご家庭でも再現が出来る様な楽しい実験を行っていきたい」と話している。
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