児童虐待防止 街頭キャンペーン
児童虐待防止街頭キャンペーンが11月3日11時から13時まで東池袋のサンシャイン60通りで行われる。区職員をはじめ、NPO法人児童虐待防止全国ネットワークや区内の大学生らが参加し、増加傾向にある児童虐待の防止を呼び掛ける。
全国の児童相談所が行った児童虐待相談対応件数は、平成27年度において10万件を超え、虐待によって子どもが死亡する事件も後を絶たない状況だ。本区の児童虐待の相談・通告窓口である、子育て支援課東部子ども家庭支援センターにおける相談・通告件数も年々増加している。
キャンペーンは、こうした状況を踏まえ、区をあげて児童虐待防止に取り組むメッセージを伝えるものだ。今年度も、認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークとの共同実施。さらに区民・警察・児童相談所に協力を仰ぐほか、次世代の子育ての担い手である大学生にも参加を呼びかける。
当日は参加者が「子ども虐待防止にご協力ください」と声をかけ、配布物を手渡す。配布されるのは東部子ども家庭支援センター・認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク作成のリーフレットやティッシュ、マスク等が入った袋。リーフレットには、児童虐待防止の願いを込めた「オレンジリボン」のマークをプリントし、虐待が疑われる場合の通告先を明記。東部子ども家庭支援センターの職員は、キャンペーンへの積極的な参加を呼び掛けている。
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