巣鴨・高岩寺でこけし展 ゆるキャラとともに賑う
とげぬき地蔵、洗い観音とともにすっかりこけしでおなじみとなった巣鴨・高岩寺で11月11日から15日、東北地方復興支援として「第10回東北復興支援伝統こけし製作実演」が11月11日から15日まで開催され、連日たくさんの人出でにぎわった。
今回は宮城県蔵王町遠刈田(とおがった)系。遠刈田温泉からこけし工人を招き、髙岩寺境内となりの信徒会館で伝統こけし製作実演・頒布・描彩体験会、地元特産品頒布が行われた。会場前では地元巣鴨のすがもん、蔵王町のざおうさまのゆるキャラがお出迎え、ちびっこや若い女性と記念写真におさまり、大人気だった。
高岩寺とこけしの関係は、平成23年に伝統こけし愛好家の医師・逸見和子氏(故人)からコレクションの一括寄贈を受け、伝統こけし全11系統の常設展示をはじめ、東北大震災の復興支援のため7月と11月に東北のこけし工人を招いて制作実演イベントを開催している。とくに常設の等身大の灯籠こけしは人目をひき、近年の「こけ女」ブームとも相まってすっかり高岩寺名物になっている。
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