あうるに総務大臣賞
平成28年度地域創造大賞
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター・東池袋4-5-2ライズアリーナビル2F・3F)がこのほど、「平成28年度地域創造大賞(総務大臣賞)」を受賞した。都内では10施設目。豊島区内では初の受賞。地域創造賞(総務大臣賞)とは、地域における創造的で文化的な表現活動のための環境づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰するもの。一般財団法人地域創造が実施しており、平成16年度に創設し、今年度が13回目となる。
あうるすぽっとは、演劇の街・池袋に立地する豊島区立の中規模劇場。区が掲げる文化創造都市の拠点として、2007年に開館し、公益財団法人としま未来文化財団が運営している。各種芸術祭の会場となるとともに、池袋西口公園での「にゅ～盆踊り」や区内各所のワークショップなど地域との交流の場を創出。また、演劇・舞踊団体等の新企画を支援するタイアップシリーズ、プロデュース公演、子ども向け公演の充実により、演劇の街の魅力向上に尽力したことが評価され、今回の受賞につながった。
表彰式は、来年1月、今年度受賞した計8施設と共にグランドアーク半蔵門で行われる。
あうるすぽっと 岸正人支配人は「都心における『地域劇場』として、国際共同制作公演から地域に向けたアウトリーチや長期インターンシップなど、幅広い活動を続けてきました。開館10年を前にしての受賞を職員一同光栄に受けとめています。豊島区の進める『国際アート・カルチャー都市構想』のもと、更なる発展に向けて、引き続き多彩な事業を展開していきます。」と受賞を喜んでいる。
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