2017年1月

第3152号 2017年1月25日号


新番組「いとなみ」に期待
 としまテレビ番組審議会


 としまテレビの放送番組審議会が昨年の12月19日に行われた。委員長の高埜秀典氏(豊島区保護司会会長)、副委員長の阿部裕治氏(㈱豊島新聞社代表取締役)、委員の吉村辰明氏(区議会議員)、小澤弘一氏(豊島区役所文化商工部長)、渡邊裕之氏(渡邊建設㈱代表取締役社長)、菊池章二氏(大塚北口商栄会長)、田中真理子氏(豊島区役所総合窓口課長)、長橋けい子氏(区民代表)、それに豊島ケーブルネットワーク(株)からは足立勲代表取締役、吉澤真一営業本部長、川上郁夫放送部長、上山裕史技術部長、安藤千賀放送課長らが出席して「としまテレビコミュニティチャンネル内 様々な番組の振り返り。また今後に期待すること」をテーマにいろいろな意見を交換した。  まずコミュニティチャンネルや、豊島区広報番組「としま情報スクエア」、自主放送番組「としまワイど!」「買いテキ!さのやツウ」「TDNプレゼンツ」「ウィークエンドスペシャル」、その他特別番組、PV制作に関しての現状報告。また2017年よりスタートする新番組 情報ライブ「いとなみ」、「アニゲー☆イレブン」など報告。同時に放送編成の報告など行われた。

 各審議会委員の意見は次の通り。
 ▽高埜委員長:来年1月スタート「いとなみ」、大変楽しみが増えた。豊島区のスポーツをもう少し取り上げて欲しい。(区内の高校野球情報、ママさんバレーなど)。「としま情報スクエア」は行政の情報を咀嚼し分かりやすく伝えていることは非常に良いし、区民の喜びになっている。コミュニティチャンネルは数年前と比べ非常に努力しており正直驚いている。放送番組は見終わったら終了してしまうのでHPなどで見られるようにしては?結論として、区役所本庁舎内のサテライトスタジオはとしまテレビに大きな意味を持った。区民にとって楽しみが非常に増えたのではないかと思う。

 ▽阿部副委員長:努力が非常に伝わる。区役所本庁舎サテライトスタジオによって、としまテレビの知名度があがり、番組が身近になった。今後も期待。

 ▽吉村委員:議会との関係が薄れてきている気がする。議会生放送は難しいかもしれないが、いずれは議会の様子を視聴者へ伝えて欲しい。他に、区内体育競技の結果、せめて区長杯などの競技結果を流して欲しい。スポーツ面での関心が高まっていくのではないか?

 ▽小澤委員:区役所本庁舎1Fスタジオから生放送「としま情報スクエア」、行政として区の所管が出演することは自分達の事業を見直し、何が必要かなど改めて見直す良い機会を与えてくれている。行政情報に対して区民からのリアクションも良くなり、非常に重要な役割を担っている。

 ▽長橋委員:コミチャンが何を放送しているのか、もう少し分かり易い方法はないだろうか?A4紙を封入するとか?1枚で分かる情報があると非常に良いのではないか。区役所へ行くとスタジオあるのが良い。今後「いとなみ」で区内でも生中継が実施されていくと認知度がもっと上がることに期待する。

 ▽菊池委員:新番組「いとなみ」は期待している。広報番組も良いが次は民間主体の番組を増やしていくことが大切。バランスが取れてきたのではないか。CMのレベルも非常に高い。ターゲットを幅広い民間に広げていくことは、多くの人に見てもらえる同時に、新しいマーケットが開けてくる。また番組内でリアルタイムに視聴者投稿など活用していくのはどうか(ラインなど)。瞬時に反応していくのが非常に大切。

 ▽渡邊委員:ユーザーへのメリットをどう出していくか。としまテレビは地元に特化したメディアなのでケーブルを見る特典をふんだんに。民放に出来ない事を。地元メディアなのでキャスターなどは豊島区内の売れない芸人や俳優などにチャンスを与えてはどうか。芸人を地域で育てていくのもケーブルテレビの色となるのではないか。若い方に見てもらうには枠にはまっていては駄目。形にはまらない番組作りをするのが大切。

 ▽田中委員:生放送の力を感じた1年。ある日サテライトスタジオ前に人だかりがあった。「どっと☆マッハてぃーびー」の生放送で大変な威力を感じた。非常に新鮮だった。としまテレビが活動的なイメージになった。役所総合窓口には年間20万人来庁。その中で外国人増加(中国、インド、ネパール、韓国など)人口構成が変わってきている。外国人が視聴者になる可能性もあるので、その点も考慮することが今後大切なのではないか。また2020年オリンピックに向けて番組でも力を入れ欲しい。

 足立勲社長は「サテライトスタジオは当初大変な滑り出しだったが、今は完全に軌道にのり良くなってきた。「としま情報スクエア」運営に当たって常にスタッフ・キャスターを見直し苦労を続けてきた。スタジオの存在により弊社の知名度上昇及び、区内においての存在感が増した。議会生中継もいづれ考えていきたい。1月からの新番組「いとなみ」への期待感は非常に高い。例えば商店の売り出し情報などは生放送で瞬時に出さなければならない。この番組によって加入が増えていったら良い。豊島区の人口構成も変わってきている、同時に区内で逸材を見つけ番組キャスター、スタッフなどに起用していきたい」と講評した。


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