スポーツで深める 秩父市との“絆”
豊島区と姉妹都市協定を結んでいる秩父市との交流の一環である、スポーツ交流事業「第35回相互開会式」が、両区市スポーツ主管の職員と体育協会関係者、交流競技の選手、役員約100名が参加して6月18日、雑司が谷体育館で開催された。
秩父市から横田好一市民部長、萩原明市民スポーツ課長、坂本有助体育協会副会長などが招かれ、豊島区は小澤弘一文化商工部長、藤田力学習・スポーツ課長、副島健体育協会会長らが出迎えた。
小澤部長は挨拶で「昭和58年10月、少年野球交流と家庭婦人バレーボール交流のスポーツ親善交流会として始まったこの事業は、両区市の絆を深める上で果たした役割は計り知れない」と感謝の言葉を述べた。
今回の交流種目には、なぎなたが選ばれ秩父なぎなた連盟の児玉清則会長、豊島区なぎなた連盟の海野頼子会長がそれぞれ選手、役員を代表して挨拶した。その後、両区市の小中学生を含む選手たちによる演武が行われた。小学校1年生の選手が、自分の身長に倍するなぎなたを神妙な面持ちで健気に振る姿にはたくさんの拍手が送られた。
交流種目は、弓道、卓球、ソフトテニス、バレーボール、剣道など14競技。4月から始まった交流試合は、来年1月まで両区市の体育施設等で熱戦が繰り広げられる。
豊島区なぎなた連盟理事長の隠岐あさ子体協理事は、「選手たちは毎年、秩父市との交流を楽しみにしている。今回も70名を超える選手・役員が参加する楽しい大会ができた。これからも交流を通して連盟同士の絆を深めていきたい」と抱負を述べた。
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