新会長に近江正典氏 豊島区観光協会総会
豊島区観光協会を「中型船から大型船へ」と成長させた齊木勝好会長が勇退、新会長に雑司ヶ谷・法明寺住職の近江正典氏が就き、新たな体制でスタートした。
外国人観光客の急増や2020東京オリンピック・パラリンピックを見据えて活動が期待される一般社団法人豊島区観光協会の定時社員総会は6月16日、池袋西口のホテルメトロポリタンで行われ、事業・会計報告、29年度の事業計画など承認された。役員改選で、近江氏が新会長に渡辺裕之氏(渡辺建設社長)が会長代行等の人事が承認された。それにともない齊木氏は名誉会長、高野区長は最高顧問となった。
総会にあわせて、高野区長がスライドを使って着々進む池袋、豊島区の街づくりについて講演した。
同協会の今年度の事業は、観光情報センターの充実、ホームページのリニューアル、外国人の訪日旅行者に対する観光事業の充実、外国語ボランティアガイドの会の育成と支援、東京フラフェスタin池袋の開催、海外との親善交流事業、友好交流事業の推進、ソメイヨシノ桜の観光大使派遣事業、会員相互交流の充実、被災地支援、会員の増強と組織の強化、国際アートカルチャー都市構想との連携強化、セーフコミュニティ国際認証取得の活用、行政に関する要望強化、事務局の体制強化――を掲げている。
とくに観光情報センターの充実では、政府観光局の外国人観光案内所の認定基準カテゴリー1の取得を目指すとし、観光情報の習得・蓄積に努めるとともに、多言語対応可能な人材の育成やシステムの構築に努め、日本人・外国人を問わず来訪者の利便性の向上を図るとしている。また様々なイベントの機会をとらえて「臨時観光情報センター」を開設して積極的に区内の観光PRを行っていくとしている。
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