大念珠に願い込めて 300年続く伝統行事 江戸六地蔵尊真性寺
巣鴨・真性寺の約300年続く伝統行事である「江戸六地蔵尊百万遍大念珠供養」が6月24日、老若男女約400人の参加者が詰めかけて行われた。
この日は年配の女性中心に大勢が特設された境内のテント下で開始を待った。地元の巣鴨駅前商店街、巣鴨地蔵通り商店街の皆さんがスタッフとなって準備を進めるなか、午後4時半、江戸六地蔵尊の前で鳥居住職による厳かな法要が約30分あった後、念珠回し。鳥居住職と長島真檀家総代、地元町会・商店街など関係者が念珠の輪の中央に座して「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えるのに合わせて念珠回しが開始された。
参加者は27メートルの大念珠を時計回りにゆっくりと2回まわしご利益を願った。すぐそばでは子ども用の念珠回しが行われ、付添いのお母さん、お父さんも多く大賑わい。5時半過ぎには終了。
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