「東アジア文化都市」決定 2019年、豊島の魅力世界へ
豊島区は国際アートカルチャー都市を目指して国際的イベントの誘致など着々と歩みを進めているところだが、ここにきて朗報、2019年「東アジア文化都市」 の国内候補都市に決定したことが8月8日に高野区長から発表された。
2014年から日中韓の三ヵ国において各国1都市づつを選定し開催されている東アジア文化都市において豊島 区が、横浜市(2014年)、新潟市(2015年)、奈良市(2016年)、京都市(2017年)、金沢市 (2018年)に続き、6番目の国内候補都市となった。豊島区としては、「舞台芸術」「マンガ・アニメ」「祭事・芸能」を事業の柱にしていくとしている。
これを受けて高野豊島区長は「東アジア文化都市を開催することは、『国際アート・カルチャー都市』を掲げる豊島区にとって、まさに悲願でありました。それゆえに、豊島区の文化政策の集大成と位置付け、2019年の開催都市に立候補しました。 2020年東京オリンピック・パラリンピックを目前に控えた2019年、世界の耳目が東京に集中し、もっとも機運が高 まっているこのタイミングに豊島区で開催することで、豊島区のまちの魅力を世界に向けて発信する絶好の機会と捉 えております。 この事業は、これまで、日本を代表する錚々たる文化都市が担ってきました。この事業を豊島区が引き継ぎ、成 功に導くために、東京都のお力添えをいただきながら、区民の皆さんと一体となって、今後準備を進めてまいります」とコメントを出している。
東アジア文化都市とは 、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸 術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に 関連する様々な文化芸術イベント等を実施するものである。これにより、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成 を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指す。 また、東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の 振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としている。
なお、中国、韓国の都市はまだ決まっていない。
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