親子で伝統工芸体験 夏休みの人気イベント
「夏休み親子伝統工芸教室」が8月1日、南池袋の豊島区庁舎1階としまセンタースクエアで開催された。
豊島区伝統工芸保存会の伝統工芸士に直接手ほどきを受けながら、工芸品を親子で作り上げることを通じて、豊島区で長年培われてきた伝統工芸の技術を知ってもらうため、平成9年から毎年行われている人気のイベント。
今回は、「東京手描友禅」、「貴金属装身具」、「東京三味線」の3業種で、4名の豊島区伝統工芸士が教室を行った。午前の部には、7組17名の親子が参加した。
東京手描友禅では、ハンカチに描かれた花などの図柄に彩色する、友禅染の「色挿し」を体験。参加した親子らは、講師のアドバイスを受けながら、好きな図柄のハンカチに思い思いの彩色を施していた。
貴金属装身具では、シルバーアクセサリー作りを体験でき、「指輪」と「四葉クローバープレート」の制作に挑戦した。参加した親子らは、シルバーのプレートに糸鋸で四葉の形に穴を開けたり、指輪にトンカチで模様をつけたりと、熱中した様子だった。
東京三味線では、三味線の材料の木材で、ネックレスかお箸づくりができる。また、三味線を弾く体験もでき、会場には粋な音色が響いていた。
»» BACK
|