2017年10月

第3185号 2017年10月11日号


東京よさこい
 圧巻!「ひふみ」総踊り
 大賞は「燦・SUN」


 第50回の節目となったふくろ祭りのフィナーレを飾る東京よさこいは8日開催され、夜の表彰式で最高の盛り上がりなった。今年の東京よさこい大賞は「燦-SUN-」(東京都)が受賞、池袋の街は6千人超す踊り手で熱く燃え、池袋の元気を全国に発信した――。主催は池袋西口の商店会等が中心になっているふくろ祭り協議会(岩田甚一会長、加藤竹司会長代行、有山茂明実行委員長)。

 豊島区最大の区民イベント「第50回ふくろ祭り」の後半が10月7日、8日、池袋西口を中心に開催され、とくに、いまでは全国から注目されるよさこいイベントとなった「第18回東京よさこい」は8日の表彰式終了まで踊り手・観衆一緒になって大いに盛り上がった。

 7日は「踊りの祭典」。ふくろ祭りではすっかりお馴染みのフラダンス、櫻川流江戸芸かっぽれ(目白道場など)、池袋やっさパレード(豊島区民踊連盟など)、佐渡おけさ(東京相川会、若波会)、沖縄エイサー(クイチャーパラダイス)、東京よさこい前夜祭などの踊り、西口のおりんさんらが出演の歌謡ショーで終日盛り上がった。

 8日はふくろ祭り後半のメイン「東京よさこいコンテスト」。北は北海道から、南はよさこい本場の高知県まで計111チーム、踊りて約6千人が参加。池袋駅西口周辺の5会場と目白駅前、大塚駅前、巣鴨駅前の区内8会場で競演が繰り広げられた。昨年5連覇を成し遂げて殿堂入りした「しん」も元気な踊りを披露して花を添えた。

 コンテストの表彰式は午後6時30分から池袋西口駅前のアゼリア通りの特設会場で行われ、数千人の踊り手が見守る中、大賞(都知事賞)の「燦-SUN-」に大賞旗が手渡されると、池袋西口一帯はお祭りムード最高潮。フィナーレは、ふくろ祭り協議会50周年記念東京よさこい総踊り「ひふみ」とお馴染み「どっこいしょ」の総踊り。集まった数千人の踊り手たちの総乱舞は壮観だった。来年の再会を誓って元気いっぱいの踊りを披露した。

 ふくろ祭りのもう一つの魅力が、池袋西口公園で同時開催された「豊島区友好都市観光物産展」。豊島区の交流都市が観光PRや自慢の特産品を販売し、祭りの盛り上げに一役買った。北は岩手県一関市、南は愛媛県内子町などが出店。特産品を求めるお客さんで二日間とも大いに賑わいだった。


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