「持続発展」来年度予算可決 副区長、水島氏の後任に斉藤雅人氏
2月14日から開会している平成30年第1回豊島区議会定例会は3月26日、本会議を開会し、追加提案された案件を含め、区長提出の条例案27件、30年度予算案4件、29年度補正予算案1件、その他6件を可決し、報告2件を了承、ならびに議員提出議案6件を可決し、議員提出議案2件を否決した。なお、各委員会に付託されていた請願2件を採択、陳情4件を不採択とし、41日間の会期を閉会した。
さらに、3月31日に任期満了となる水島正彦副区長の後任に、現総務部長の齊藤雅人を選任することに同意した。任期は4月1日から4年間。これにより4月からの副区長は宿本尚吾氏、齊藤雅人氏の2名となる。
一般会計と三特別会計を合わせた平成30年度当初予算の規模は、前年度に比べ、18億7,200万円、率で1.0%増の1,833億8,000万円となり、28年度の1,845億8,700万円に次ぐ、過去2番目に大きい財政規模となっている。
平成30年度一般会計予算は、過去最大の予算規模となっているが、これは、持続発展都市の実現に向けて、区が大きく飛躍するこの時期をチャンスとして捉え、子育て関連事業や投資事業に積極的に予算を配分したことによるもので、これらの事業は、30年度以降にも区が目指すまちづくりの礎となるものである。
また、平成30年度予算は、5年連続で財政調整基金の繰り入れなしで予算編成をすることができた。これは、これまで進めてきた子どもと女性にやさしいまちづくり、文化によるにぎわいを生むまちづくりの成果が納税義務者の増などによる税収増につながったと思われる。
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