「子ども読書の日」記念して スペシャルなおはなし会 区立図書館
豊島区内の各図書館は4月22日、「子ども読書の日」(4月23日)を記念して、子どもたちが図書館に親しみ本を読む楽しさにふれられるようにと、スペシャルなおはなし会を開催した。
「子ども読書の日」とは、国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるために4月23日を子ども読書の日と定めたものであり、子どもに読書を勧めるだけでなく、大人にとっても子どもの読書の大切さ、子どもの成長にどれだけ読書が大切かを考える取り組みである。
子どもたちが読書に親しみやすくなるような取り組みと言えば、本の読み聞かせが代表的であるが、今回豊島区立中央図書館(東池袋4、ライズアリーナビル)では、本の読み聞かせの楽しさを伝えるとともに、手話への理解を深めてもらうため、手話にちなんだ本の読み聞かせと紹介、簡単なあいさつなどの手話体験、手話通訳者による手話ソングをとり入れたスペシャルおはなし会「手話ってなーに」を開催、親子31人が参加した。
おはなし会開催にあたって、今回読み手としても参加した大須賀図書館課長は「点字図書館が併設されているので、これまでも子ども点字教室は企画してきましたが、おはなし会で手話を取り上げるのは初めて。幼い頃から手話を身近に体験していただき、図書館でも心のバリアフリーを進めていくことができるのではないかと考え企画。この取組みをきっかけに、子どもたちに、あるいは家族一緒に読書の楽しさ大切さを知ってほしい。そして手話に対する理解を深める機会になってほしい」と話している。
»» BACK
|