高齢になっても安心社会 選択的介護モデル事業実施協定
豊島区は6月28日、高齢になっても、安心して暮らすことができるまちを目指して「選択的介護モデル事業実施協定」を締結する。
高齢化社会の進展に伴い、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、さらなる介護需要の増加や利用者側のニーズの多様化、介護人材の不足が見込まれており、要介護高齢者及びその家族の様々なニーズへの柔軟な対応や、サービス提供事業者の運営効率の向上が必要な状況となっている。
こうした状況を踏まえ、豊島区は東京都と連携し、訪問介護サービスと保険外サービスの柔軟な組合せを可能にする「選択的介護モデル事業」を8月より実施する。
実施にあたり、モデル事業を実施するために必要な事項、例えば事業を実施する上での遵守事項や効果検証のためのデータ提供協力等、区と事業者が連携・協力することを定めた協定を結ぶ。
本庁舎で行われる締結式には、モデル参加事業者(9事業者)および共同参加事業者(2事業者)が一堂に会するほか、東京都知事 小池百合子氏や有識者会議会長 八代尚宏氏(昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授)等も出席する。
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