もしもに備えて 自衛消防訓練審査会
池袋消防署は6月26日、防災体験施設である池袋防災館で自衛消防訓練審査会を開催、管内の24事業所から自衛消防隊33隊が参加し、事業所の業種別に社会福祉施設の部、防災センターの部、集客施設の部の3部門に分けて審査が行われた。
社会福祉施設の部では、お年寄りや体の不自由な方の避難誘導、防災センターの部では、在館者への非常放送での呼びかけや無線機で火災現場の状況を報告、集客施設の部では、お客様に対するパニック防止の呼びかけや屋外への避難誘導が行われた。
また、屋内での審査会でありながら、施設を活用し屋内消火栓による実放水による消火活動も行われた。どの自衛消防隊も、説得力のある大きな声で、在館者の安否確認や避難誘導している姿はとても頼もしく感じられた。
参加隊の隊員からは、「賞は取れなかったけど、審査会の訓練をとおして、お客様に対する避難誘導や屋内消火栓の使い方など、大変勉強になりました。もしもの時に備えて今後も訓練を継続し、また、来年頑張ります」と来年への意気込みがうかがえた。
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