カルガモの親子スイスイ ◇6月25日にヒナ7羽誕生 目白庭園に2家族育つ
豊島区立目白庭園(目白3-20-18 指定管理者:西武グループ環境パートナーズ)では、カルガモのヒナ7羽が誕生し愛くるしい姿を見せている。6月25日、朝に同園の園長がヒナを発見した。同園では例年、5月頃にカルガモ親子が見られ、6月にヒナが誕生するのは珍しい。今年は、すでに4月29日にヒナ12羽が誕生しており2組目のヒナの誕生となっている。
同園管理事務所の石井史織園長は、「4月に誕生したカルガモ家族と別のつがいが居たことから、新しいヒナの誕生を来園者の方々と期待していました。今は、2組の家族が園にいるので、それぞれ違った成長過程が楽しめます。ぜひ、ご来園ください」と語った。
産まれたばかりのヒナたちはお昼寝をしたり、エサを食べたりと愛くるしい姿を見せていた。まだまだ小さいヒナは親カモにべったりで、泳ぐ際も親ガモと一緒に泳いでいる。しばらくの間、7羽のヒナたちが池を泳いだり、園内を散歩したりする姿を楽しめる。
目白庭園は平成2年に開園。滝に築山、池を配した伝統的な回遊式庭園。庭園内の数寄屋造りの茶室は、地域の歴史を残すために、1918(大正7)年、鈴木三重吉により目白の地で創刊された童話童謡雑誌「赤い鳥」から「赤鳥庵」と名付けられた。開園時間:午前9時~午後5時(7,8月は午後7時まで) 休園日:毎月第2、4月曜日。
»» BACK
|