緊急防火安全指導 新築ビル建設現場に立入り
多摩市の新築ビルの建設現場で5人が死亡した火災を受け、豊島消防署は8月7日、予防課員と消防隊の合同で池袋駅南口の新築ビルの建設現場に立ち入り、緊急防火安全指導を行った。
作業員立会いのもと、地階を中心に、避難経路が確保されているか、消火器を備えているかなどの管理状況を確認、併せて、消防活動面での侵入経路や構造など確認。なかでも、溶接、溶断時は、可燃物の整理や不燃シートによる遮蔽等の出火防止の対策を徹底するよう指導した。
豊島消防署では以前から2020東京大会に向け、新築ビルの建設や改装工事が多く行われることを予測し、「工事中の消防計画」が届出された場合には、返却する副本に「工事中の火災予防対策」のチラシを添付して指導を行っており、今後も継続して注意喚起を図っていくとしている。
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