「オール豊島」アピール ど派手にキックオフイベント
豊島区の魅力を世界に発信できる最大のチャンスと期待が寄せられている「東アジア文化都市2019」のキックオフイベントが11月6日午後6時から8時、東池袋の帝京平成大学沖永記念ホールで開催され、会場いっぱいの千人を超す区民が参加して「オール豊島」体制をアピールした。
高野区長は「この東アジア文化都市事業は豊島区にとって最大のチャンス。これまで豊島区は文化による街づくりを目指して皆様とともに歩んでまいりましたが、この国家的プログラムによって豊島区の魅力を世界に向けて発信することができる。またこれを成功させることで豊島区が2020東京オリ・パラの文化プログラムの中心になることができる。一体となってこのチャンスを生かして頑張りましょう」と力強くあいさつ。
東アジア文化都市とは毎年、日中韓の3か国から代表する一都市が選ばれて一年間にわたって文化交流することによって、平和と産業、経済の発展につなげていこう国家的プロジェクト。2019は中国が西安市、韓国が仁川市、そして日本が豊島区が選ばれた。2月1日に開幕式典(東京芸術劇場)、11月24日に閉幕式典(ハレザ池袋)。この間、豊島区はマンガ、演劇、伝統芸能を中心に様々のイベント等を展開する。
「東アジア文化都市2019豊島」のためのPRアニメーションの発表が行われた。少女が豊島区の魅力と歴史を発見していく様子が実写をもとにしたアニメーションで描かれたもので、製作にあたったマンガ・アニメ部門の総合ディレクターの古川タク氏、アニメーション作家の久野遥子氏、映画監督の山下敦弘氏らが登壇して製作の思いなどが語られた。全く新しい感性の豊島区紹介のアニメに仕上がっている。
グランドフィナーレは、コスプレパフォーマンスと、東京よさこいチームの競演。ど派手の演出に開場一体となって大盛り上がり、高野区長もステージに上がって、「オール豊島で頑張りましょう」と締めくくった。
この日は、中岡司文化庁次長、磯一昭豊島区議会議長、鈴木隼人衆議、太田昭宏衆議、齊木勝好東アジア文化都市2019豊島協議会会長らがあいさつ、また小池都知事からメッセージビデオも。
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