連携プレーで人命救う 池袋消防署、総監感謝状贈る
池袋消防署は11月13日、人命救助の功績で目白警察署椎名町駅前交番勤務の仲田賢司巡査長と、介護士の中西雪菜さんに消防総監感謝状を贈呈した。
10月28日12時40分頃、53歳女性が南長崎の区立椎名町公園内で、心肺停止状態となり、その場に居合わせた4人が協力し、早い心臓マッサージと119番通報を実施、また近くの交番に駆けつけて警察官に急病人発生を知らせた。知らせを受けた警察官が、交番に備え付けのAEDを搬送し電気ショックを1回実施した。それによって女性は救急隊が到着するまでに意識・呼吸・脈拍を回復させた。
贈呈式には、AEDを実施した目白警察署、椎名町駅前交番勤務の仲田賢司巡査長と、心臓マッサージを実施した介護士の中西雪菜さんが出席し、野村池袋消防署長から感謝状が手渡された。
贈呈式で野村署長は「生命の危機に瀕していた女性に対し、衆人環視の中、勇気をもって処置を行って頂きました。まさに救命の連鎖により、尊い命が救われたということは、池袋消防署長として心強く思います。今後とも、応急救護の普及活動に今回のことを励みにして頑張っていきたい」と述べた。
なお、池袋消防署では、交番に駆け付けた方と、心臓マッサージを支援した市民を探している。
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