今後の番組方針に要望など
としまテレビ放送番組審議会
昨年12月11日にとしまテレビ第23回放送番組審議会が「としまテレビコミュニティチャンネル平成30年度番組の振り返り。また今後の番組方針について」をテーマに足立勲豊島ケーブルネットワーク(株)会長、吉澤真一社長出席のもとサンシャイン60「星のなる木」で開催された。各委員からの意見等紹介する。
放送番組審議会は委員長：高埜秀典（豊島区保護司会会長・豊島区商店街連合会副会長）、副委員長：阿部裕治（㈱豊島新聞社代表取締役社長）、委員：吉村辰明（区議会議員）、田中幸一郎（豊島区町会連合会会長）、小澤弘一（豊島区役所文化商工部長）、田中真理子（豊島区役所総合窓口課長）、長橋けい子（区民代表）。
豊島ケーブルネットワーク㈱は、足立勲（代表取締役社長・現会長）、吉澤真一（取締役営業本部長・現社長）、上山裕史（技術部長）、安藤千賀（放送課長）。
各委員の意見等は次の通り。
■コミュニティチャンネル現状報告（安藤）
広報番組「としま情報スクエア」、自主番組「いとなみ」、特別番組「ソーシャルイノベーション～地域の力で街づくり～」「誰もが主役、町全体が舞台～豊島区アートカルチャー特命大使」、その他PV・地元企業の生CMなどの業務に関して。今後のコミュニティチャンネル方針として2019年東アジア文化都市豊島、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け区内の産業・観光の発展に尽力していく旨を報告。
■審議会委員の意見
高埜委員長：としまテレビこんなに変わったの？と素晴らしい変化を遂げていると感じている。椎名町にあるサミットの生CMは嬉しく思った。地域の方が喜ぶのではないか。町会番組「わたしのスマイルパートナー」は、町会の皆さんが「いつ自分の町会に来るのか」楽しみにすると思う。今後、環境浄化をテーマにした番組は良いのではないか。大塚は見本になるし他地域へ良い取り組みが広がったら良いと思う。
阿部副委員長：庁舎内サテライトスタジオは上手くいっている。としまテレビと区民との距離が近くなっている。町で教育に携わっている方など取り上げてほしい。区内商店街内の空き店舗などを活用し町のサテライトスタジオ（期間限定）を作ってはどうか？技術的に研究してほしい。
吉村委員：子供を取材対象にした番組制作はどうか、日曜日などに放送したら人気番組になるのではないかと思う。豊島区の小学校教育は頑張っており素晴らしい。私立に負けない教育を実施いていることをアピールし、地域から子供が出ていかないように夢を与えてほしい。
小澤委員：東アジア文化都市を実施する2019年。広報番組「としま情報スクエア」に出演し関連する事業内容には「東アジア文化都市」の冠をつけて欲しい。
田中委員：「ソーシャルイノベーション」の構成60分討論は長いかも。コーヒーブレイク的なちょっと休めるコーナーなどあったら良いかと思う。音楽が良い。「誰もが主役、まち全体が舞台」は区内に素晴らしい方が多いので豊島区が大事に番組を制作していくべきだと思った。町会番組「わたしのスマイルパートナー」は毎回楽しみではまっている。またサミット生CMは地域チャンネルの極み。すごく面白い取り組みと思った。
菊地委員：生放送がもっと増えたらよいと思っている。サミットの生CMは買い物客の間で噂になったのではないかと思っている。子供を主役にした番組は非常に良い。広い層が子供を好きなので視聴者層に広がりを見せるのではないか。地域環境浄化番組などはどうか、大塚は町の雰囲気が変わり良い街へと変化した。
長橋委員：区民は自分が関わっている番組を見ると思う。町会番組などは非常に喜ばれていると思う。豊島区の子供たちは元気だぞということを伝える番組があったら良い。また区内には外国人3万人がいるという。その外国人をどう出演させていくかも今後の課題なのかなと思う。
田中委員（町会連合会会長）：「わたしのスマイルパートナー」は地域の人たちが関心を持ってくれ良い番組となっている。町会連合会内でも取材先として手を挙げてくれる人が増えてきている。また豊島区はマンガ・アニメを押しているので編成上アニメ番組を入れたらどうだろうか。続いて「セーフコミュニティ・セーフスクール」の放送を継続希望、および「区民ひろば」を活用した番組を考えてほしい。最後に各学校には放送部があるので放送部の子供たちと一緒に何か出来ないか検討して欲しい。
■全体講評：（足立勲 代表取締役会長）豊島区民の為にコミュニティチャンネルを発展させてきた。審議会でご要望いただいた点は前向きに検討していきたい、2019年・2020年と豊島区が世界から注目を浴びる中、豊島区の商業・工業・産業・観光の発展に努め、今後とも地域の為に力を尽くしていきたい。
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