アジア文化都市スタート 2月1日、東京芸術劇場で開幕式典
2月1日、文化で豊島の幕が開く。 東アジア文化都市2019豊島の開幕式典が2月1日午後5時から池袋西口の東京芸術劇場コンサートホールで開催される。
豊島区は今年、中国・西安市、韓国・仁川広域市とともに東アジア文化都市開催都市に選定され、今秋まで「舞台芸術」「マンガ・アニメ」「祭事・芸能」の3つの柱を中心に、様々な文化イベントを「オールとしま」の体制で、世界に向けて発信する。国内では6都市目、東京都では初の開催となる。
開幕式典は、豊島区名誉区民で能楽師・人間国宝の野村萬氏による奏上、高野之夫豊島区長、浮島智子文部科 学副大臣、宮田亮平文化庁長官の主催者挨拶よりはじまり、中国・西安市副市長、韓国・仁川広域市副市長が列席する。
また当日は、開催3都市の芸能団によるステージパフォーマンスとして、中国 西安市からは唐を代表する詩人、王維が市にある香責寺を題材に読んだハ唐詩の朗読と尺八演奏、韓国 仁川広域市からは世界各国で公演を行ってきた、市を代表する仁川市立舞踊団による韓国舞踊の披露が予定されている。「マンガ・アニメの聖地」豊島区 は、アニメソング界の帝王水木一郎氏をゲストに迎え神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるアニメ音楽オーケストラコンサー ト“アニケストラ”で、開幕式典を盛り上げる。
同時に2月1日から新規事業もスタート。東京芸術劇場ギャラリー1にて『オールとしま・ウエルカム・東アジア』を、 豊島区役所本庁舎にて『区庁舎がマンガ・アニメの城になる』を、マンガ・アニメ部門のスペシャル事業として開催される。
【東アジア文化都市】日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市 において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するもの。これにより、 東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指す。
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