「おとな食堂」毎水曜日開催 東池袋フレイル対策センター
豊島区は先月東池袋に開設した「フレイル対策センター」(東池袋2-38-10)で毎週水曜日17時から20時(受付は19時30分まで)「おとな食堂」を開催することになった。さっそく初日となる6月19日には夏野菜カレーを300円で提供。
「フレイル」とは健康と要介護状態の中間の状態をいい、早期に対策をすることにより健康寿命を延ばすことができるといわれている。「フレイル対策センター」には地域のフレイル予防の拠点となることが期待されており、健康測定や各種講座に加えて相談機能を持つ。
「おとな食堂」は「子ども食堂」の浸透による地域の連携の強化をヒントに考案。一人暮らし高齢者の不健康や生活の質の低下を招く「社会的孤立」を抑止することが狙いだ。
週1回水曜日夕方・夜間に食事を提供。食数は30食程度を予定しており、「低価格で栄養が摂取できる食事」をコンセプトにメニューを作成している。
当面、「おとな食堂」単独の開催となるが、今後は夏休みに当館2階の中高生センター「ジャンプ東池袋」で実施されている「子ども食堂」との連携も予定している。
「おとな食堂」の開催にあたり運営する特定非営利活動法人ワーカーズコープの担当者は「この取組みをきっかけにおとな食堂が地域に拡がり、 “日本一高齢者にやさしいまち”へつながれば」と話している。
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