特急車両にブルーリボン賞 50年ぶり「魅力あふれる車両」
西武鉄道では、6月5日に、建築家・妹島和世氏がデザイン監修し、株式会社日立製作所が製造した特急車両「001系 Laview」が、鉄道友の会が制定するブルーリボン賞を受賞した。当社 としては、1970年に受賞した初代特急車両「5000 系レッドアロー号」以来、50年ぶり2度目のブルーリボン 賞の受賞となる。
鉄道友の会により、「スタイリッシュで特徴的な外観デザイン、良質な雰囲気を備えつつ機能性の充実やバリア フリーの促進が図られた客室・設備ほか、最新水準の機器類の積極採用による省保守性や信頼性の向上、環境負 荷の低減など、現代の鉄道車両としての完成度が極めて高く、魅力あふれる車両である」と評価された。
◆ブルーリボン賞
ブルーリボン賞とは、鉄道友の会が、前年に日本国内で正式に営業運転を開始した新造または 改造車両の中から、選考委員会が選んだ候補車両に対する会員約3,000人の投票結果に基づき、選考委員会が 最優秀と認めた車両を選出する 1958年に制定された。
Photo:Aiko Suzuki
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