2020年6月

第3300号 2020年6月17日号


コロナに負けるな!
 日本各地から340句
  新企画「アフターコロナ川柳」


 特選「五万人第九を歌う甲子園」――。新型ウイルスに負けるな、と豊島区から笑顔と元気を発信しようととしまNPO推進協議会有志などで「アフター・コロナ川柳」実行委員会が立ち上がり、5月31日まで作品を募集したところ、わずか二週間で北海道から九州まで日本各地から340句が集まった。事務局が募集広報にFBで動画配信するなどSNSを積極的に活用した。

 このほど池袋川柳会会長の平井煕氏(豊島区観光協会副会長)を審査委員長とする審査により、最終結果として特選「五万人第九を歌う甲子園」(田村美穂氏)など各賞が発表された。

 審査にあたって平井審査委員長は「選んだ入選句全てにアフターコロナへの希望に心が熱くなった」と。また特選句には「史上初の春夏の甲子園中止と言う出来事を第九に乗せて12月に五万人の甲子園という大胆なスケールの大きな句だと驚きました」と講評。

 今回の審査委員は平井煕氏を審査委員長に、としまユネスコ協会代表理事平井憲太郎氏、としまの記憶をつなぐ会副代表吉田いち子氏、豊島新聞社社長阿部裕治氏、とN協代表理事柳田好史氏。

◆特選  田村美穂様(神奈川県)
  五万人 第九を歌う 甲子園

◆準特選 馬場鈴代様(大阪府)
  日本式 お辞儀が 世界標準に

◆優秀作品賞 古賀由美子様(佐賀県)
  描きためた 絵画でやっと グループ展

◆優秀作品賞 岡本恵様(茨城県)
  ビフォーより アフター良くなる はずだから

◆審査員特別賞 荒砥悦子様(東京都)
  おうちヨガ マットはそのまま お昼寝に

◆審査員特別賞 加茂佐和子様(神奈川県)
  ウィズコロナ 目指せおしゃれな マスク美女

◆佳作 関根悟様(東京都)
  ワクチンを 持てば戦勝国になる

◆佳作 千田康司様(宮城県)
  延期した 行事をこなす 二倍速

◆佳作 井関由香里様(東京都)
  テレ会議 インスタ映えの ロケーション

◆佳作 板垣光行様(新潟県)
  出番待ち そわそわしてる 10万円 

 事務局を務めた柳田好史とN協代表は「今後も素敵な川柳という手法で日本を元気に明るくしていきたい」と。


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