今日のらくがき

07/30(日) 来月のテーマは?
「言葉について」って、おいおい大き過ぎるぞい。言葉の意味とか感じ方とかを書こうかなぁ、なんて思ったんだけど、ちょっと難しい。最近多いパチンコの話題だと、「ギャンブラーアイ」(GAMBLER AI)っていう台があるんだけど、どうしても、あれってガンバリーヤあいって読んでしまう。負け出したからっていう訳でも無いんだけど(負けが込んでこの間の勝ち分は飲まれてしまいました。あぁ・デジカメがぁ〜涙)面白い読み方になってしまうものだってあるのだ。(と自分を正当化)
 子供の頃は鉄筋コンクリートの事をテッコンキンクリートって言ってた(誰だったかもそんな事を言ってたから、私だけじゃ無かったんだと安心はしました)し、潜水艦はスイセン艦だった。そういう事ってきっとみんなもあるんだろうけど、さすがに大きくなるとちゃんと言えるようにはなったみたいだ。未だに田舎の父は、ポットというのが発音できなくて、ホットといってるけど、こういうのは地方色とか年代とかがあるのかも知れない。
 そういえば、方言っていうのは意味不明なところや、違う意味に捉えられることがあって面白い。私の生まれた東北地方(といっても関東に近いところだったけど)じゃ、「疲れる」という事を「こわい」といっていた。この「こわい」は「怖い」や「恐い」ではなく、多分「強い」(きびしいという意味もある)から来ているのだと思うんだけど(勝手な解釈だから信じる必要はありません)、中学の時に埼玉に出てきて、高校のマラソン大会で、思わず自分で「疲れた」といったのに気づいた時には、俺も田舎の言葉を喋らなくなってしまったのかなぁと、ちょっとびっくりした記憶がある。そういう意味では方言なんかは研究するには面白いだろう。けど研究なんかしてないから、やっぱり難しいなぁ。

 言葉についてはデカ過ぎるから、やっぱり止めてしまいます。こういう事は金田一さんなんかに任せておくべきですからね。やっぱり好きな事とかの方が書きやすいし、読者は小説を書いたりしている人達が多いんだから、SFの話でも書こうかなぁという事にしてしまいます。こういうSFが好きだとか、こういう話にビックリしたとか、よもやま話ってな感じでなら書けそうな気がするからね。ついでだから、話の出だしはやっぱり「あいうえお順」で、いきましょう。その方が書いてる方も面白い。いったいどこまで続けられるかは解らないけど、まぁらくがきは楽しんで書かなくっちゃ意味がないから、楽しませていただきます。

07/29(土) 落書きって?
 メモのことだとは思ってるんですが、本当に徒然なるままに、好き勝手なことをかいていくもんですよね。って何故こんなことを書いてるのかといえば、何を書いたらいいのやら、ワカランチンですわ。文才のある一之江さんは、最近お題を貰ってかいてるけど、あたいにはムリだしねぇ。始めは好きな作家のこととか書いてたけど、あれだってネタが尽きますしねぇ。で、月事に毎回テーマを付けて書いていこうかなんて思っています。テーマが決まらなけりゃ、あいうえお順でもいろは順でもいいけど、その文字から始まる話を書くとか、昨日は、「あ」だったから今日は「い」から始め様なんてね。これも結構面白いかも知れないから、来月はひとまず、これでいくか。(一周したらどうしよう…)
 最近パチンコをしていて思うんだけど「リーチ予告」ってのがあります。リーチ(後ひとつで当たりって奴)になりますよっていうお知らせがあるんですよね。昔は予兆なんて言葉を使ってましたけど、この予告っていうのは、予め知らせるんじゃなくて、予めリーチになる
かも知れないよっていうお知らせをするんです。それなのに「リーチ予告」というのは非常に腹が立つんですが(予告表示になってもリーチにならない事が多いんですよ)で、予告っていうのを知らべたら、「前もって告げ知らせること」だって、やっぱり「リーチ予告」っていうのは、リーチになるよっていう知らせなんですよね。でも最近のパチンコ台はリーチ予告が表示されてもリーチになるとは限らない。なんとも腹立たしいんです。(公正取引委員会に訴えたら、勝つかもしれない位ですよ)私がパチンコを始めた頃は勿論電動じゃないですが、(っていってもパチンコの玉を手で一個づついれていた訳ではありません)あの頃はせいぜい500円位やって、タバコを5・6個取って喜んでました。今のドル箱なんていうのは、めったにありませんでしたからねぇ。結局パチンコはギャンブル性が高くなって、損をする確率が高くなった様に思います。昔は負けても1000円やれば十分でしたが、今じゃ1万円なんか、あっという間に無くなってしまいますからねぇ。まぁ、飲む・打つ・買うの3拍子揃ってすごいなんて人は見たことないですが、やっぱり憑いてるみたいにツイテル人はいるもので、パチンコで海外旅行に行っただの、車を買っただのという人がいるのは事実ですけどね。でも、のめり込みたくはないのは事実です。もっともどんな事をやるにしても、元手がないと出来ないんですがね。誰か私に恵んでくれたりすると、すごーく嬉しい。(って誰でもそうだよね)
 ギャングルっていえば、宝くじなんですが、あれってずーっと買っていると当たりが近づいて来るって知ってました?私の経験からいうと、当たりにも波があるみたいで、当たりの番号にもう少しっていうのが、段々「少し」が近づいて来て当たるんです。勿論近づいてきたのに、離れていってしまうこともあります。そういう時は当たりません。まぁ、他人まかせのギャンブルですから、競馬・競輪・競艇・オート等とは違っていますけどね。まぁ、宝くじでも当たったら、別荘でも買いますか。という事で、サマージャンボは8月5日までの発売です。

07/25(火) 今日は飲み会
 今日はといっても、もう本当は26日なんだけど、寝る前だからいいや。久しぶりの雨の中今日は新人歓迎会でした。えっ? と驚くこの遅さ。そうなんですよね。いくらなんでも新人歓迎会をこの時期にやるというのは、遅いと思います。でも我が社は(なんか偉そうにいってる)試用期間が終わるまでは社員と認めてないんです。その間は飲み会に誘ってはイケナイという決まりがあります。人数の少ない会社ですから、入社希望も少ないんですが、結構テストが厳しくて、合格率は結構低いですねぇ。結局50人位の応募の中から2人だけの合格ですから、倍率からしたら結構高いかも知れません。しかも3ヶ月の試用期間の間は勉強だけさせられて、テストがあって、合格しないと正式入社にはならないという、すっごい会社です。もっとも今までテストで及第点を取れなかった人はこの5年間で2人しか知りませんが(ってそれって多いぞ)そういう事もあって、配属は決まっていても、仕事が出来ない人は入れないというスゴイ会社です。そういう中を残ってきた人だけあって、結構優秀な人材が多いかも知れません(ちょっと宣伝)他の会社と違うところは、仕事中は静かだという事でしょうか。普通お喋りなんかが聞こえたり、今日は誰それの誕生日だからケーキでも食べようなんていう雰囲気が普通の会社はあると思うんですが、そういうのが一切ありません。(ちょっと寂しい)考えてみれば、そういう中で内職してよく小説なんか書いてたなぁと今更思ってしまいます。(今は勿論してません。休出の時にちょっとだけです。って会社の人に見られたらどうしよう)
 で、酒の席だけど社長が変な事をいってましたねぇ。「一家にひとつの無料チャットを提供しよう」なんてね。しかも携帯からのチャットで、勿論会社経由で接続になりますから、そこに広告を入れて広告代で運営なんて事をいってました。話半分でも遣りそうな社長だからなぁ。実現したら大変なことですよ、まったく。今でも毎月140万件位のアクセスがあるようですから、広告を出すだけでもスゴイ事になってしまいます。だって1アクセスの広告料が大体100円位らしいですからねぇ。実際に広告の話は来ているようです。
 って今日は何を言ってるんだか、やっぱり酔っ払っているのかなぁ。勿論これはオフレコじゃないからいいですけどね。明日と明後日はちょっと夏休みを取りますんで、おりません。ちょっと間が空きそうなんで、らくがきを書いてしまいました。

07/23(日) やっぱり改定3000字
 1000字の投稿が終わって、3000字の内容を見直したら、やっぱり直したくなってしまった。で、全面改定してしまいました。途中にあった500字位の専務との遣り取りを全てカットして、話の前後入れ替えて、ラストも変えてしまった。なんだかハードSFみたいな感じだぁ。といっても全然ハードじゃないけどね。今回は一体どんな評価を受けるやら、楽しみな作品が出来あがりました。(けちょんけちょんに、けなされたらどうしよう。立ち直れないかもしれない…。なんて事はないから感想よろしくね)でも、今回の1000字は3000字を書いた後に同じ案を元に書いてしまったけど、こういうやり方も面白い。同じテーマを1000字と3000字で書き比べると、勿論ストーリーだって違ってくるし、作品の良し悪しも全然違うだろうけど、書いていて楽しかった。今度はQさんの挿し話の絵をもとに、500字・1000字・3000字と色々内容を膨らませたりしながら、書いて見るのも面白いかも知れない。どうせ遊びだしね。昔の作品を新世紀用に改定?改造?して投稿するというのも手かも知れないなぁ。何も思いつかなかったら、そうしてしまおう。
 で、投稿発表の頃は第一弾の夏休みだったりするんで、感想は遅れます。って今からいい訳しておこう。という事で、3000字は今から投稿してしまいます。(もう推敲はしません)

07/21(金) やっぱり投稿3000字
 今日は、3000字が書きあがってしまった。前回テーマがどうのこうのと書いたし、でふぉるとさんにも言われたけど、やっぱり楽しんで書くことに決めましたんで、テーマがなんだ!という事で、あまり気にしない様にしました。もちろん私らしさを失わないように、相変わらずの作品ではありますが、一応3000字丁度になるまでは推敲したんで、多分このまま投稿してしまうでしょう。但しタイトルはまだ未定です。3000字初投稿の「さるかにの水」と同じタイトルにしようかとも思ったんだけど、それじゃやっぱり変だから、考えてはいます。あのタイトル気にいっていたんですよねぇ。勿論内容は全然違いますけどね。あの作品はどちらかというとシリーズ物にもしたかった。それで出来ればタイトルは全て昔話っぽくしたいという考えはありましたから、そのうち、気が向いたら書くかも知れません。
 タイトルといえば、色々凝っていた時期もあったんですが、最近はあまり気にしなくなってしまいました。タイトルよりは作品だぁ。なんて思っているからでもないんですが、結構タイトルを決めるのって面倒臭くないですか?私が自分の作品につけたタイトルで気にいっているのは、「最近お腹が出てきたとお悩みの貴兄へ」(Q書房第6回1000字)ですかねぇ。これは、タイトルがそのまま本文の出だしとも関係していて、自分でも中々良いタイトルだと思っています。でも中々良いタイトルというのは、思いつかないんですよねぇ。洒落ていてそれでいてインパクトがあって、勿論内容とも合っている。歌のタイトルも簡単につけてるなぁと思うのがサビの部分をそのままタイトルにしてるやつ。なんか安易だなぁとも思いますが、でもそれが言いたい事なんだから仕方がないのかなぁとも思ったりしてしまいます。
 まぁ。とにかくもう少しで1000字も締切だから、これからはそっちの方を書いていきますか。
 話は変わりますが、今日もパチンコで儲けてしまいました。儲けでデジカメでも買おうかなんて思っている程です。以前もやっぱり儲けている時期があって、あのときは負ける気がしなかった。もちろんトータルで見れば絶対負けてるんですけど、当時は儲けで洗濯機とビデオデッキを買って、残りでパソコンでも買おうかと思っていましたからねぇ(結局もう少し儲けないとパソコンは変えないぞという事で、無くなってしまいましたけど)会社の同僚でもやっぱり好きな奴がいて、彼はスロットですが、ついこの間は12万勝ったなんて言ってました。そういえば、最近はパチンコ屋さんもサービスデイなんてのがあって、抽選会やらをしたりしています。くじ運のない私でも抽選で、血圧計付き腕時計とか、コーヒーサーバー、ついこの間はそうめんが当たりました。パチンコ屋さんには、充分儲けさせてあげてるんだから、この位当たって当たり前みたいに思ってはいますが、やっぱり生き残りのために必死なんでしょう。ただ台がころころと変わるのは、勘弁して欲しいですねぇ。勿論面白い台がどんどん入っては来るんですが、その為には店の出玉が少なくならないとやっていけないはずですから、こちらには還元され難くなっているはずです。まぁ、所詮ギャンブルですから、儲かるわけはないんですけどね。

07/19(水) ここが変だよ日本人(小説のテーマ)
 今日は、久しぶりにパチンコで勝って(9連続確変)奥さんにまで小遣いを上げてしまった。(こんなだからいつまで経ってもお金が溜まらない)明日は子供が退院してくるので、明日から又大変な日が続くのだろうが、楽しみではある。(緊急一時預かりという制度があって、福祉施設に入院しています)
 今「たけしのここが変だよ日本人」を見ていたが、例の17歳バスジャックの話が出ていた。聞くところによると、彼の親達は子供が乱暴でどうしようもなくなり(家庭では限度があり、見れない)病院に入院させたりしていたが、退院させられてしまったという報道があった様に記憶している。勿論子供でも精神的におかしくても、罪は罪だけど、私には他人事でない為か、親も罪を犯した子も責められない。どちらかというと、健常(障害者に対する普通の人の意味)と思えるが、精神的障害のある者に対する、受け入れてくれる施設などの問題が大きく思える。現在東京に住んでいるが、受け入れてくれる施設は非常に少ない。都の施設などは、特に障害の程度によってではあるが、一番見て欲しい重度の障害者に対する受け入れ体制が殆ど出来ていない。軽い障害の人で尚且つおとなしく、扱い易い人を受け入れる傾向が強い。(断定してしまいます)勿論体制を取ろうにも、施設側の人が普通の公務員だからだろう。中には一生懸命やってくれる人だっているとは思いますが、仕事で回されてきたから、仕方なくやっていると見える人のなんと多いことか…。東京都がいくらか出資している地方にある施設についても、女房が色々足を運んで調べたりしているが、これはいいと思えるところでも昔からある所為で、入所している人の年齢が上がってきており、児童施設だったものが、結局大人向けの施設に変わってきたりしているというのが、現状です。来月からは障害者手当ての制度が変わって、収入の多い人には手当てが出なくなってしまう。(私の収入がそんなに多いとは思えないし、年齢的にいったら平均以下のはずなんだけど、貰えるものが貰えないのは悔しい)まぁ、一番いいのは父子家庭になることなんだけど、(母子家庭の場合は、母子寮というのがあって、そこの入っていれば何もしなくても生活は出来る様です)そうすれば、子供の面倒が見れないので、最優先で施設への入院(入所)が可能となる。勿論自分の子供を施設にずっと預けるなんていうのは、イヤだし、子供だって嫌がるけど、家庭で見ることが出来ないくらいの状態ならば、家族共倒れになるよりはと、学校の先生も児童相談所の人達も薦めるのではある。が、妥当な施設はナイという状態なのだ…。
 とちょっと暗い話になってしまいましたが、つい愚痴が出てしまう。で、以前こういう話も書いたりしていたんだけど、最近は書いていない。というのも自分の中で消化しきれていないからだ。いつもの楽しい話や荒唐無稽の話は書いていて楽しいし、読んで面白いといわれれば嬉しいから、書いてはいるが(あぁ。1000字も3000字もまだ書いてないよぉ)障害の事とか家族の事なんかは、話としては書けない。自分の中で踏ん切りがつかない所為だろう。なんの踏ん切りかというと、書けば愚痴になってしまうのが解っているからだ。愚痴にならなくなったら、書こうとは思うが、何がいいたいのか自分で見えなくなってきそうだからだろう。
 ということで、小説を書くときのテーマなんだけど、私が話しを書く時はテーマが決まっていない。こんなだったら、面白いだろうなと思いついたものを書いてしまう。これはやっぱり小説では無くて、落書きの様な気がする。だから新世紀にも出したいとは思っても、書けないんだろうと思う。何がいいたいのか解らない話なんて、自分で読んでいても面白くないのは解りきっている。だからこそ「テーマ」を明確にしてから話を書くべきなんだろう。今書き出している3000字の話も、こんなだったら面白いから出発しているから、投稿しても評価が良いとは思えない。何が云いたいんだか、はっきりさせようと思って悩んでいる状態に陥っているんだけど、書いていてその点がこっちがいいか、いやこんな風なのがいいかなんて悩んだりしているんだから、話はどんどん変わってしまい。始めのプロットからは、随分ズレてきているのは確かだ。
 あぁ、今回の投稿どうしようかなぁ。何が書きたいのか自分で解らないようじゃ書いても仕方がないし、今回は見合わせて、たまにはゆっくり腰を落ちつけて書いてみようか?そういう時期があってもいいと思うしね。(とはイイながら、投稿したりして…)

07/15(土) やくざ(893)
 今日は新田たつお原作のやくざ?映画「
静かなるドン ザ・ムービー」を観た。Vシネマで10本位撮っていたメンバーが勢ぞろいしていて、懐かしかった。主演はモチロンVシネマと同じ香川照之。彼が結婚してから続きを撮らないし、別の人になって、「新・静かなるドン」になってしまい残念がっていたが、映画化されていたとは、知らなかった。ビデオ屋さんへは行くものだ。テレビ版のあの良く喋る格好付けの人(ゴメンナサイ。でも私は嫌いなんです。DAISUKIのパチンコは良く見てましたが、あのうるささには、閉口していました)とは違い、カッコイイ(コマーシャルの相撲取りは辞めて欲しいです)あいかわらず喜多嶋舞は演技が下手だったが、あの映画は面白い。テーマ曲も好きだし、なんといっても、主人公が普段着ている服も好きだ。(殆ど変態かなぁ。もちろん私には似合わないけどね)始めのタイトルもVシネマのまま(ネオン管でタイトルが作ってあって、それが少しづつ点いてタイトルになります)で洒落ている感じだ。新田さん原作の「となりの凡人組」も可笑しいけど、サラリーマンやくざという設定を作った新田さんの功績なんだろう。もっともどちらの作品も原作は読んでいない。
 元々やくざという名前は、カブ賭博で、8・9・3になると、ぶた(足して一桁目がゼロ)になるところかららしいから、語呂合わせだと聞いたことがある。そういえば、パチンコをしていて、揃わないと(最近は3つの数字や絵が揃って大当たりとなる台ばっかだなぁ)よく語呂合わせして自分を慰めているのを思い出してしまう。あっ753だからメデタイとか、123だから上昇機運だぞ! 147だから待ちがいい次は期待できる(これは麻雀)なんて、全然惜しくもなんともないんだけどね。
 似た様なやくざ映画で好きなのが、「
代紋TAKE2」これは昔、出向で行っていた会社の側の喫茶店に置いてあって、読み漁ったけど面白かった。Vシネマでも的場浩次(字が違うかも?)主演でやっていたが、原作とは随分違ってはいたが、面白かった。6・7作で続きが撮られていないけど、もうやらないのかなぁ。
 ちなみに、知らない人向けに説明すると、「静かなるドン」は近藤という主人公がプリティーという下着メーカーのデザイン部門に勤めているんだけど、彼は実は「新選組」というやくざの跡取息子な訳です。父が死んで、跡目を継ぐんだけど、やくざはしたくなくて、下着のデザインを続けていきたい。しかも同じ部署の女性に惚れている。彼女には、サングラスをしたやくざの格好の時に一度助けた所為もあって、好かれているけど、会社では変なデザインしか書けない、ダメな男である。新撰組の幹部連中はみんな、どこか憎めないとぼけた所があるけど、新しい組長(いや総長)には一目置いている。とこんな設定で、彼女との恋愛とケンカが嫌いな主人公のやくざ抗争が混じっている話です。
 「代紋…」の方は、下っ端やくざだった主人公が、鉄砲玉にされるんだけど、仕事(殺し)が出来ないうちに、相手に追い詰められて、下水で鉄の扉を空けようと鉄砲で打ったら、撥ねかえった玉が当たって死んでしまう。気がつくと、十年前にタイムスリップしており、あんな死に方はしたくないと、そこからやくざの頂点を目指そうと、今までの知識を使って成上がっていく。どちらもまだ原作が続いていたと思うし、結構有名だから週刊誌の方は読んでいなくても(ちょっとエッチな週刊誌ですからねぇ)読んでいる人は多いかも知れない。
 こういうマンガが読まれるのは、モチロン面白いからだろうが、小説には表現出来ない事があるからだろう。それは視覚に訴えることだ。映画もそうだけど、文字を読んで作者がいいたい事を伝えるというのは、難しい。マンガや映画などでは、読者や観客に対して「絵」を見せさえすれば、解るからだ。文字だけでは、いくら事細かに説明したところで、完全に理解はされないし、各々違った感じを持ってしまう可能性もある。それが拙い文章であれば尚更である。作者が思い描く世界をどうやって伝えたらいいのか。これは作家の力量で随分違ってくることは解っているけど、誰にでも解りやすく(モチロン読み易く)書ければ、最高だろうなぁ。

07/13(木) 「アウトサイダー」コリン・ウィルソン
 最近牛乳の話が会社でもよく話されている。雪印に続き、森永や明治も発覚したらしい。殆どの大企業がやっていることだから、内部告発もなかったんだろう。高温殺菌なんかの牛乳が美味い訳はないから、自業自得といえばそうなんだけど、雪印はもうだめかも知れないなぁ。なんて事は置いといて、今日はまだ読み終わってないけど、この間手にいれたと云っていた「アウトサイダー」(先月のらくがき参照)の話をします。
 この本はまだ読み始めたばかりだし、通勤時間中にしか最近読書してないんで(しかも朝は混雑してるから、殆ど読めない)さわりだけしか読めていない。相変わらず彼の作品は読み難くて、小説じゃなくて論文みたいになっているからだと思うんだけど、結構勉強してるなぁ。と関心させられる。著者が考えるアウトサイダーという定義を、過去の文献(しかも小説など)から拾い出し、科学的方法で体系化していっている。私の好きなヘッセの作品も出てきていて、彼はロマン主義的アウトサイダーだと称していた。勿論作家がどうしてその作品を書いたのかを著者は完全に把握しているわけではないから、著者が考える「アウトサイダー」について、人間はどうやって認識しているのかを、芸術(主に小説)を通してアウトサイダーという観点からみた作品評をしている訳である。穿った見方といえるかも知れないが、作品評としては、面白い。
 何故こんなことを言い出したのかというと、作家のアウトサイダーとしての完成度を評価している際に、小説家というのは、こんなに難しい(物事を体系だてて考え、自分とはどういう者なのか?どうやって生きるべきなのかなどという事を常に考えて、作品を書いている)ものだとは、あまり考えていなかったことを実感したからだ。確かにTVの討論会などに出演される作家の方々を見ると、良く物事を見てマトモな事を考えてるなぁ。なんて思ったことも多い(逆になんでこんなのが作家になったんだというような人もいますけどね)
 私が書く話というのは、勿論自分の世界観があって、それに基づいて書いているんだけど、その意識の低いことといったら、情けなくなってしまう。そう考えると、もっと若い頃から勉強しておけば良かったなんて、今から思うわけですよ。勿論いまからだって遅くないのは解っていますし、生きている事さえもが勉強だとも思っていますけど、普段の生活を惰性で過ごしていたりすることがあると、もっと頑張んなくっちゃあ、いけないなぁと思ってしまいます。だからといって頑張るかというと、そんなことの出来ない私でした。(悲しい)
 ところで、今日は大島さんの「御法度」を見ましたが、最近みた時代劇映画の「梟の城」「雨あがる」との3本の中じゃ、やっぱり私は「雨あがる」が面白かった。「梟の城」は駄作だったし、「御法度」は監督が楽しんで映画を作ってるっていうのが、画面から溢れてはいましたが、作品としてはあまりいい評価は出せません。見るんでしたら、絶対に「雨あがる」ですね。

07/09(日) 学生1000字の感想は難しい?
 1000字の感想をやっていた所為もあってか、らくがきを書いていない。七夕の時に書こうと思ったんだけど、台風が来てたらか、パスしてしまった(どんな理由じゃ!)まだ学生1000字の感想は途中だし、それでも少しは掲載してしまった。学生1000字を読むと、若い人達のパワーって凄いと思う。勿論中学生や高校生の頃から小説を書いて発表してみようなんて思ってる人達だから当然かも知れないが、一般の1000字の面々にだって全然ヒケを取る様な作品はないだろう。特に自分の作品なんか悲しいかな彼らのレベルよりも下の様にさえ感じてしまう。まぁ、自分の作品は当然棚上げして感想をやっている訳だから、全然気にしていないし、自己紹介でも言っている様に私が文章を書くのはストレス発散ですから、いいんですけどね(と少しイジケテしまいそう)昨日始めて参加したチャットで、三月さんが第一次予選に通過したという報告を受けたけど、なんと2週間位で長編を書いてしまったらしい。まさに化け物だ。結構いい男だし、性格も良さそうだし、羨ましい。でも、今のQ書房に参加している学生の人達も、彼とあまり変わらないのだという意識さえあるのは、おじさんのヒガミだし、私のイヤな性格が現れているんだろうけど、彼らの作品には目を見張るものがあると感じてしまう。一般の人達の作品にはないなにかが、あるんだよねぇ。それが何かはよくわからない。若さなのかも知れないし、考え方の違いかも知れない。でも、彼らのこれからには期待したい気がする。ひょっとしたら大作家でも彼らの中から出てくるかもしれないしね。(その時んは、サインでもして下さい)

07/05(水) 温泉地へいっても温泉には入れない
 今日出張から帰ってきて、久しぶりに自宅のパソコンに向かっています。今回の出張は仕事は楽だったんですが、場所がちょっと遠かった。といっても長野なんですが、長野市じゃなくて、大町市です。新宿からでも特急で3時間以上かかります。(長野だと東京駅から1時間少しで行っちゃうんですけどねぇ)温泉が近くにあったんですが、温泉には入れずに帰ってきました。残念ですねぇ。
 温泉といえば、「
日本秘湯を守る会」というのを知っているでしょうか?以前温泉好きの会社の先輩から聞いて、12・3年程前の夏休みに、温泉巡りをしたことがあります。日本秘湯を守る会の会員(旅館)になっているところに泊まってスタンプを貰い、確か10個集めると一泊無料宿泊が出来るというサービスをしていました。(今もやっているかどうかは解りませんが、7個までは集めたんですが女房が妊娠した為、2年間有効だったそのスタンプ帳も期限切れとなってしまいました)その会員というか旅館は「温泉」がメインで、食事もその地方の食べ物を使い、本当に温泉が好きな人達がひなびた温泉宿のもてなしを受けるという、そういう旅館がメインでした。中には近代的なホテルの様になっている旅館(会員)もありましたが、電気も来ていない自家発電のはだか電球ひとつの部屋に寝泊りするというのも、風情があって好きでした。温泉がメインというのと秘湯というだけあって、駐車場から歩いて5分なんていう旅館もあり、夏の夜空には、くっきりと天の川(ミルキーウェイというのはちょっと風情がない)が見え、流れ星も沢山落ちてきます。そういうところで露天風呂というのは、あー極楽・極楽という言葉が妙にピッタリする感じでした。(乳頭温泉郷の一番奥でしたねぇ。興味のある方は調べてみて下さい。敢えて名前は載せませんが、有名な「鶴の湯」や「黒湯」よりも奥です。途中寄った鶴の湯では地元のテレビ局が取材に来ていて、撮影してもいいですか。なんて聞かれました)でも、今はどうなっていますかねぇ。という事で今日は家にあった「箱根の湯」の温泉の素をお風呂に入れて入浴してしまいました。