天正年間に雑司ヶ谷村の住人により法明寺へ「植付け」、「奉納」された欅並木が 四百年を超える年月を経て現存しています。
(樹齢にも諸説ありますが)当欅並木には昭和15年4月に東京都の天然記念物に指定された古木が4本残っています。
東京都への並木の移管及び管理にあたり、地元愛好家らが「鬼子母神大門欅並木保存会」を立上げ、都との保存、伐採、落ち葉対策、道路整備等の折衝窓口となってきました。また枯木伐採部には豊島区へ助力、若木を植付け、今日では区所有の新欅(15)と都所有の旧欅(4)の「新旧混在」にて欅並木が形成されています。
「鬼子母神大門欅並木保存会」は地元有志が集い、半世紀以上(7代表)にわたり、未来遺産としての欅並木の保存、愛護のために尽力しています。
最近は「変らない昔」を求めて、見学の方々が多く訪れるようになりました、 並木道の 「木洩れ日と涼風」と「佇まい」で心地よいお出迎えを! また残ってくれたそれらに;感謝をこめて「保守、落ち葉掃き」をしています・・・;そしてまた 次世代へ。
「尚、平成17年に当団体は永年の活動貢献により豊島区より文化功労表彰を受けました」
● 旧写真 〇 新写真
● 昭和8年以前(左1本目より6、5、bS)高田町史より 〇平成27年5月(左1本目6、2本目4)