第2865号 2010年8月4日号 |
講師迎えて認識深める 第2回セーフコミュニティ推進協
第2回となる豊島区セーフコミュニティ推進協議会が7月27日午後2時から、東池袋の区民センターで開催された。
豊島区は、本年2月にWHO(世界保健機関)によるセーフコミュニティの認証取得を目指すことを宣言し、同3月11日には、「セーフコミュニティ認証準備段階都市」としてWHOセーフコミュニティ協働センターに登録された。また、区では、4月からセーフコミュニティを専管するセクションを新設、2年後の平成24年の認証取得へ向けた準備を本格的に開始している。
推進協議会は5月20日に続くもので、今回は学習会形式をとっており、アジア・セーフコミュニティ認証センター公認コーディネーターの白石陽子専門委員「地域の特徴をいかした安全なまちづくり活動」、日本セーフティプロモーション学会理事長の衞藤隆専門委員『世界に広がる「セーフコミュニティ」~普及への現状と課題』、日本セーフティプロモーション学会理事の石附弘専門委員『そこが知りたい「セーフコミュニティ」』や、今年秋の認証取得確実な厚木市地域力創造担当部長の倉持隆雄氏による『安心して安全に健康に暮らせる元気なまち「あつぎ」』について等、それぞれの専門分野に基づいた講義を行った。
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わめぞ「古本・雑貨市」
8月6日から8日、区民センター
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平和を考える8・15
豊島区の平和関連事業
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住民参加で公園オープン 南長崎はらっぱ公園
かつての区営プールと西椎名町公園を一体的に整備した南長崎六丁目の「南長崎はらっぱ公園」の開園式が7月31日午後4時から6時に行われた。公園の広さは約5,000平方メートル。子どもから高齢者までが様々な活動に利用でき、災害時は避難場所や仮設住宅用地となる「多目的ゾーン」、住民らの手作りで、自然、緑、人との交流ができる空間をつくっていく「地域交流ゾーン」、既存遊具を活用した小さい子が安心して遊べる空間で、一部は原っぱの憩いのスペース「子どものゾーン」の3つのエリアから構成されている。
日中の雨も上がった夏の夕暮れ。「はらっぱ公園」には、大勢の地域住民が集まった。セレモニーで挨拶に立った南長崎4・5・6丁目防災まちづくりの会の梁瀬健二郎会長は「このまちをもっといい場所にしたい。みんなで一緒にやっていきましょう」と語った。会場では、模擬店やゲームコーナー、ポニーとのふれあいコーナーも用意され、集まった参加者たちは、公園の開園を祝うとともに、はらっぱ公園を拠点とした交流の広がりを楽しんでいた。
公園整備には、「南長崎4・5・6丁目防災まちづくりの会」を中心とした地域住民の力が大きく関わり、開園式も「南長崎はらっぱ公園を育てる会」を中心とした実行委員会を立ち上げ、地域の町会、商店会と連携。今後は、公園内でのビオトープや花壇づくりに取り組むという。
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第1回基本構想審議会 答申は来年1月予定
豊島区基本構想審議会の委員の委嘱と1回目となる同審議会が7月23日午後6時30分から、豊島区役所で開催された。
メンバーは立教大学総長室長、法学部教授である原田久氏を会長に、東海大学政治経済学部准教授の岡本三彦氏を会長代理として、学識経験者、区議会議員、区民、区職員など20人。基本計画の計画期間10年間のうち、23年度からはじまる後期5年間の所要の見直しについて諮問、今後、年度内に8回程度開催し、学識経験者による専門的見地あるいは、区民らの経験や実感を踏まえた審議を行い、来年1月の答申を予定している。
高野区長は、「基本計画実施期間の前期5年は、バブル崩壊後の負の遺産の清算から、着実に成長への歩みを進めてきた期間であったと考える。後期5年は、これまでの歩みを続けるだけでなく、発展に繋げていかねければならない。基本計画は区政運営の最も基本となるものであり、幅広い審議が行われることをお願いする」と審議会への期待を語った。
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西部地区夏まつり
8月21日・22日、西部区民事務所
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まちなかカフェ
7日、池袋・御嶽北公園
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“踊りの輪”大きく
にゅ~盆踊り大会
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区長の一週間
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テーマは「夢と未来」
豊島と新宿の小学生が協力 壁画で環境美化
目白・戸塚警察主催
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夏はビールで交流 池袋東口美観商店会
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宮崎の畜産農家支援 東京福祉大学生が募金活動
東京福祉大学池袋キャンパス(豊島区東池袋)のボランティアサークルに所属する学生たちが、家畜伝染病「口蹄疫」による被害を受けた宮崎県内の畜産農家の方々を支援するために、豊島区内で募金活動を行った。
活動日は、7月28日、8月2日、3日、4日の計4日。これまでは、学内で授業の合間や休み時間などに、学生や教職員に協力を求め、金額は約6万円集まっている。これに街頭の募金を加え、社会福祉法人宮崎県共同募金会を通じて、現地支援に役立てられることになる。
この活動には同サークルから14名の学生が参加。真夏の炎天下、池袋駅北側の東西連絡通路(ウィロード)の出入口付近2カ所で街頭に立ち、道行く人に熱心に募金を呼びかけている。
これまで同サークルは、キャンパス周辺のゴミ拾いや福祉施設での手伝いなどのボランティア活動を行ってきた。今回の口蹄疫の発生後、畜産農家の被害がとても大きいことを知ったサークルのメンバーが募金活動を行うことを決めた。口蹄疫に関する勉強会なども行い、事前準備を重ねてきた。募金活動リーダーの藤田哲也さん(社会福祉学部3年)は「口蹄疫問題をより多くの人に知ってもらいたい。宮崎県畜産農家の方々のために、少しでも力になれればと思います」と話している。
今後、同サークルでは活動の場をさらに広げ、地域の人々ともコミュニケーションをとりながらボランティアを行うことも計画している。
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おもてなしの心で
雑司が谷案内処 オープン
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豊島区安全情報
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