多彩な見学者で賑う 15日まで 明治女学校記念展
荻原守衛作石膏像「女」の本邦初公開などで開催が注目されていた「明治女学校」廃校100年を記念した「明治女学校100年記念展」のオープニングセレモニーが1月28日、池袋西口の郷土資料館(勤労福祉館7階)で行なわれた。記念展は2月15日まで。入場無料。
オープニングセレモニーでは、同実行委員会の粕谷一希氏ら4名によって、テープカットが行なわれた。テープカット後には、内覧会が行なわれ、実行委員会代表委員伊藤榮洪氏による展示の説明が行なわれた。伊藤氏は、「教育は教えて育つという意味だけではなく、共に育てるという意味合いもある。その両方があったからこそ明治女学校はあの時代に存続できたのだ」と熱い想いを語った。
特別企画として2月7日午後1時30分から3時30分、金井景子・早稲田大学教育学部教授の講演会「明治女学校を読み解く」が勤労福祉会館6階で、また2月8日午後2時から同45分、実行委員の伊藤榮洪氏によるギャラリートーク「明治の青春はそこにあった」が会場で行われる。ともに無料、予約不要。
「関係のある方々に毎日のようにおいでいただいております。たとえば藤村のお孫さん、厳本善治さんの曾孫の方、善治さんのところで祖父が書生をしていた方、祖母が明治女学校を出た方、また宮沢賢治さんの縁続きの方などたくさんいらしてお話をいただいております。皆様も是非お出かけ下さい」と主催者。
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