巣鴨商店街の新サービス 3月12日スタート すがもさくらポイント 電子マネー
巣鴨駅前商店街(長島眞理事長)など巣鴨地区の3商店街が電子マネー決済を商店街の加盟店で利用できる環境を整え、3月12日からSuica・PASMOを利用した商店街ポイントサービス事業「すがもさくらポイント」を開始する。今のところ加盟店舗は27店だが、随時増やしていく。
このサービスは、手持ちのSuica・PASMOカードの番号を加盟店に登録するだけで、現金、電子マネー、クレジットでの支払いの際の利用金額に応じてポイントが自動的にたまっていくシステム。貯まったポイントは次の加盟店での買い物から利用できる。駅前周辺商店街としての利便性を高め、一層集客力を高めていくのが狙いだ。
2月4日から2月8日まで、巣鴨駅前「福島家」歩道上特設会場にて会員登録先行受付が行われ、550人の登録があった。
すがもさくらポイント事務局の長島正文さんは「お客様は商店街の名前でお買い物をされるわけではないと思うので、このポイントサービスを通して、商店街ごとの垣根を取って巣鴨全域で盛り上がっていきたい」と。
今回の導入は、東日本旅客鉄道株式会社と、株式会社豊島にぎわい創出機構(社長=水島正彦豊島区副区長)が主体となり国・都の補助金を利用して実現した。
巣鴨駅前商店街は昨年、ソーラーアーケードで環境大臣賞、東京販売士協会からエネルギッシュ・タウン賞を受賞するなど、このところ元気いっぱいだ。
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