新庁舎建設へ着々 旧日出小地区に平成26年12月竣工 ワークショップから提案書
「豊島区庁舎サービス等検討区民ワークショップ(メインコーディネーター内田雄造東洋大学ライフデザイン学部教授)」の新庁舎整備についての提案書が15日の「豊島副都心開発調査特別委員会」の中で、報告された。
豊島区の新庁舎建設は資金やフロアー確保の面から南池袋2丁目の旧日出小地区を候補地に絞り込んで検討が進められてきたが、このほど市街地再開発準備組合により財団法人首都圏不燃化建築公社と東京建物株式会社が参加組合員予定者に選定されたことからより具体的となった。
新庁舎建設のスケジュールは平成21年8月都市計画決定・告示、平成21年11月市街地再開発組合設立、平成22年3月まで基本設計、平成22年4月から実施設計、平成23年1月権利変換計画認可、平成24年1月建築工事着工、平成26年12月に竣工となっている。区議会への庁舎位置変更の提案は平成22年の9月から11月になる見込み。
同ワークショップは、豊島区が、新庁舎における窓口などの区民サービスを飛躍的に向上させるため、区民の目線から検討を行う場として設置されたもので、構成は、関係団体推薦の8名、一般公募による4名、学識経験者らによるコーディネーター3名からなる。
まとまった提案書は8日、ワークショップメンバーを代表してコーディネーターを務めた内田雄造氏と神山裕美氏(山梨県立大学人間福祉学部准教授)から高野之夫豊島区長へ手渡された。内田氏は「ホスピタリティに溢れ、区民がシンボルとして誇りを持てる、建物と人的サービスが一体となった満足度の高い新庁舎を是非とも実現してほしい」とワークショップメンバーらの思いを語った。
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