“とN協”法人化記念 パーティに200人出席
としまNPO推進協議会(とN協=代表理事・柳田好史氏)のNPO法人化記念パーティが10月2日夜、池袋西口の豊島区立勤労福祉会館大会議室で開催された。町会、商店会、大学、行政、CSR推進民間企業及び各種NPO団体関係者ら約200人が出席、会場は熱気に包まれた。
第一部では、副代表理事の足立菊保氏による開会の挨拶の後、高野之夫豊島区長が「地域(まち)の力・市民力に期待する」と題して講演を行った。高野区長は、人口密度日本一となった豊島区の特性や文化を中心としたまちづくりについて講話し、豊かな地域力の向上と民主体のネットワークを構築をめざす、同会のNPO法人化の今後の活動に多いに期待したい、と締めくくった。
次に、柳田代表理事が「5年間の歩みと今後への展開~つなげ・ネットワーク! 目指せ・市民力~」をテーマにスピーチが行われた。
第二部では、小池ゆりこ・江端たかこ両衆議院議員の挨拶に始まり、鈴木孝雄法人会会長の乾杯で懇親会が行われた。懇親会は、東京音楽大学の演奏がゆったりと流れる中、参加者たちによる活発な交流がおこなわれた。
としまNPO推進協議会は、5年前に、区と協働で実施の「新たな公共をつくる」と題したワークショップのメンバーが中心となり任意社会貢献団体として立ち上がった。 同会が主催し、毎年開催される「社会貢献活動見本市」は、年々参加者が増え、NPOやボランティア団体が一同に会する場と機会になっている。2年前には、地域サロン「みんなのえんがわ池袋」(池袋三丁目・池袋仲通り商店会)を開設。地域の中に交流拠点をつくり、えんがわ市、オリジナルグッズえんちゃんの販売、学習サークル「キュリアス」や「幼児英会話教室」など、コミュニティビジネスの手法により多様な試みを展開している。『個を活かし、個をつなげ、みんなが助け合える地域社会の実現を目指す!』という発足当初のスローガンが定款の中にも位置づけられ、民設民営の中間支援組織としてますますの発展をめざすことを改めて宣言した。
「着実に成果を」 柳田好史代表理事
柳田代表理事は「これだけ多くの方々の支持をいただき、NPOの存在が少しずつ区内にも定着してきた息吹を感じる。今後も我々のメインテーマである中間支援というミッションを着実に積み上げ成果を挙げていきたい」と今後の抱負を語った。
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