美しい街並みの維持・創出
第4回美しい街並づくり大賞
美しく品格があり、人々に潤いを与え、環境に配慮したみどり豊かな街並みづくりをめざす豊島区が、多くの人々に街並みについて考えて欲しいと平成19年度から開催している第4回「豊島・美しい街並みづくり大賞」の授賞式が1月20日、豊島区役所で行われた。
美しい街並みの維持・創出に貢献する団体または個人などを対象とした「美しい街並みづくり賞」と、今ある街並みを写真におさめ、魅力を再発見する「美しい街並みフォト賞」の二賞からなる。今回は平成22年5月から8月まで公募し、「美しい街並みづくり賞」部門は応募件数6件のうち2件、「美しい街並みフォト賞」部門は応募件数47名・104作品のうち12名・13作品が表彰された。
会場には、豊島区のさまざまな街並み風景を写した入選作が飾られていた。区長は挨拶の中で、「多くの作品が寄せられ選考が大変でした。なかでも、特に素晴らしい方々を選ばせて頂きました。」と語り、「これからも、素晴らしい地域や、まちを愛して欲しいです。」と語った。富士見坂を撮影した大石さんは、「豊島区を歩いてみると、ちょっとした街かどや、街並みのなかできれいなところがあります。今年もどんどん撮っていきたい。」と語った。
染井霊園のソメイヨシノを撮った駒込在住の池上さんは、「愛郷心、というのでしょうか。ほかの人に撮られてたまるか!と思い、撮影しました。」と喜びを語った。
受賞作品はA4サイズでフルカラーの冊子「受賞件名・作品集」にまとめられ、区役所都市計画課窓口のほか、区内図書館や区民ひろばなどで無料配布する。
▽美しい街並みづくり賞=学習院大学キャンパス(学校法人学習院)/雑司ケ谷霊園生け垣周辺清掃・緑化等活動(緑のこみちの会)
▽美しい街並みフォト賞=「バナナの鑑賞できる放射36号線側道」(宮澤利夫)/「束の間の森林浴」(小田切 末由美)/「金剛院・長崎神社の紅葉」(青山訓康)/「阿波踊り」(清水紘子)/「雑司が谷鬼子母神参道にて」(西川栄治)/「スカイツリーの見える坂道」(岡山恵美)/「夏空」(松原秀成)/「朝の谷端川緑道(花と緑のみんなの小径)」(太田郁雄)/「高戸橋と清流神田川」(牧野 新一郎)/「垣根越しの坂道(古老も歩いた道)」(大石洋子)/「ほたるの街」(大石洋子)/「秋の彩り」(竹元弘子)/「春愁・染井墓地の桜」(池上 長太郎)(敬称略・鬼子母神の「鬼」の字は、ツノがつきません。)
»» BACK
|