新たなる公共の担い手 第5回社会貢献活動見本市
新たなる公共の担い手を目指す、としまNPO推進協議会と区民活動センター運営協議会が主催する「第5回社会貢献活動見本市&交流会」が2月5日、西池袋の勤労福祉会館大会議室で開催された。豊島区共催。
社会貢献活動に取り組むNPOやボランティア団体、CSR民間企業など47団体が参加し、パネル展示などで活動内容を紹介。約500人が来場して会場内は熱気と活気で大盛況だった。高野之夫豊島区長をはじめ、小池ゆり子衆議院議員、江端貴子衆議院議員、長橋桂一都議会議員、泉谷つよし都議会議員、鈴木孝雄豊島法人会会長、平井憲太郎としまユネスコ協会会長などたくさんの来賓がつめかけた。
東京音楽大学によるミニコンサートをはじめ、子供たちの歌やダンス(キッズ・ダンス)や劇(劇団ムジカフォンテ)が来場者の足をとめ、見る人の微笑みを集め大好評であった。また、会場内には本物のフクロウ(NPO法人JRF)が登場、来場者の記念撮影に快く応じてくれるフクロウ君は、子どもたちの人気の的。来月3月末に西口駅前に登場するモザイカルチャー「エンちゃん」の解説や、昨年CSR大賞特別賞受賞のマテックス松本氏やソーケンG有吉氏による、CSR推進民間企業のミニセミナーや「地域文化の継承は動画アーカイブを駆使するMEMOROにお任せ」と銘打った記念シンポジウムも好評だった。
夜に開催された懇親交流会では、パネル展示の優秀団体に対し表彰が行われ、今年の見本市には10社に及ぶ地元企業を中心とした企業から協賛賞金や賞品が提供された。今年度の最優秀展示団体には「千早スポーツ少年団」、準優秀展示団体は「青い空―子ども・人権・非暴力」が選ばれ、それぞれ活動支援助成金として現金3万円と2万円が手渡された。
としまNPO推進協議会の柳田好史代表理事は、「今年で5年目を迎え、見本市も地域にやっと定着してきた。主催者として非常に嬉しい。素晴らしい活動を展開中のNPO団体や地元CSR民間企業等の『新たなる公共の担い手たち』がお互いに協働を構築する場として、この見本市を長年継続していきたい」と今後の抱負を語ってくれた。
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