オリジナル切手販売 3日から「としまものづくりメッセ」
郵便局株式会社東京支社は、3月3日から5日、サンシャインシティで開催される「第4回としまものづくりメッセ」でオリジナルフレーム切手を販売開始する。
10枚ある切手は、豊島区内の桜の名所と、「としまものづくりメッセ」に出展予定の伝統工芸士らの作品とを組み合わせたデザインとなっている。1シート千2百円。
豊島区では桜の名所として、ソメイヨシノ発祥の地である駒込周辺のほかに神田川沿いも有名である。神田川沿いの高田・西早稲田周辺は、かつて友禅の糊落としに神田川の水を利用していたことから友禅の町と言われ、和装に関連し、その他の伝統工芸も発展してきた。こうしたことから、本区において桜や伝統工芸が共に長い年月をかけて発展・成長してきたことや、地域の持つ歴史による魅力を感じてもらおうと切手のデザインに組み合わせている。今回切手となっている伝統工芸士の作品も、桜や花をモチーフにしたものとなっている。
地域活性化の一助にと、同会場内に臨時販売所を設け、豊島区内の郵便局と一斉に同時販売する。なお、「としまものづくりメッセ」終了後も、豊島区内の郵便局にて購入できる。
「としまものづくりメッセ」は、地場産業などを集めた産業イベント。今回で4回目を迎えるが、毎回出展企業が様々な工夫を凝らし、豊島区ならではの活性化の視点で、地域産業を盛り上げている。今年は、過去最多の97社・団体が出展する。
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