2011年3月

第2893号 2011年3月30日号


「26万豊島区民の生活守る」
 高野区長、異例の区民への宣言


 高野之夫豊島区長は24日、地震発生以降、原子力発電事故、ホウレンソウ等の出荷制限・停止、水道水からの放射性ヨウ素検出など

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震災に義援金続々
 16団体が池袋で一斉募金


 未曾有の大災害に義援金活動が続いている。豊島区にこれまで寄せられた義援金は27日までで約620万円。内訳は区長・総務課宛に約500万円、被災臨時相談コーナーに50万円、職員等70万円となっている。送り先は豊島区と相互交流都市協定を締結している宮城県で調整が進んでいる。宮城県はアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」の設置や宮城米給食をはじめ東京よさこいや商人まつりへの参加など豊島区とのかかわりが深い。

 29日、30日、31日の3日間は豊島区観光協会(斉木勝好会長)の呼びかけで区内の15団体等が池袋駅周辺5か所で東日本大震災被災地のために協力して街頭募金活動を実施。初日29日は15時から19時まで、池袋西口商店街連合会、ゼファー池袋まちづくり、池袋西ロータリークラブ、豊島産業協会、豊島区、豊島区観光協会、豊島立教会の皆さんが東武鉄道南口改札前、ルミネ地下一階エスカレーター前周辺、西武鉄道池袋駅改札前、住友信託銀行前付近、東部ホープセンター中央通路で一斉に義援金募金活動を展開した。30日は大正大学、立教大学、豊島東ロータリークラブ、帝京平成大学、ふくろ祭り協議会、豊島区、31日が豊島法人会、豊島区、大正大学、東京商工会議所豊島支部が募金活動を実施することになっている。



救援物資の受付一時中止



都知事選、静かにスタート
 投開票は4月10日


 大震災に隠れて静かにスタートした明日の都政を託す東京都知事選挙は24日に告示、4月10日に投開票である。立候補者は11人。3期12年におよぶ石原慎太郎氏(78)のこれまでの評価、それに高齢多選を有権者はどう判断するかが注目される。また大震災が都民の生活に大きく影響を及ぼすなか、防災対策に関することも争点になっている。いつもとは様子の違う選挙戦。

 主要候補は前知事の石原慎太郎氏、居酒屋チェーン・ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)、前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)、共産党推薦の前参議院議員の小池晃氏(50)、発明家のドクター・中松氏。


区長選に嶋田紀子氏

 無所属・共産党推薦で立候補表明

大震災の被災者受入れ

 まず人工透析患者から

関市から飲料水届く

区長の一週間


宮城ふるさとプラザ 連日盛況
 買い物よりも支援の心
 義援金1,300万円超


 ガンバレ宮城――。池袋東口のサンシャイン60階通りに入る交差点そばにある宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」は11日の大震災以降も休まずに営業を続け、

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節電、放射能禍ヒシヒシ

 商業活動に影落す

池袋西口にニューシンボル

 「えんちゃん」家族

上池袋町会は140万円

 義援金 町会連合会は50万円

木坂涼氏の絵本講座

水道水が汚染 ペットボトル配布

東京音大、被災合格辞退者は特別措置


桜名所と商店街巡るスタンプラリー
 区内7コースで一斉に
 抽選所で震災義援金募金 区商連主催


 被災地を元気付けるためにもと豊島区商店街連合会(足立勲会長)は27日、義援金募金をかねた豊島区内の桜名所と商店街を巡るスタンプラリー「としま染井吉野桜名所と商店街さんぽ」を行った。

 コースは駒込地区、巣鴨地区、北大塚地区、南大塚地区、南池袋地区、池袋本町・上池袋地区、千川・池袋地区の7コース。コースごとに抽選会場が設けられ、ジュースやお菓子など各商店街独自のサービスで参加者を喜ばせた。それぞれに義援金箱が設けられてたくさんの善意が集められた。

 桜は翌28日に去年より6日遅れてようやく開花宣言。この日はまだまだ蕾、それでも陽気に誘われて散歩するご夫婦や元気いっぱいのちびっ子らが参加して大喜びだった。高野区長も足立会長とともに抽選会場など回っていた。


被災地に手作りお手玉

 豊島消防団・少年消防団

被災児童にランドセル

 高松・ささえ手が活動

区民の宿泊施設「秀山荘」

 運営3周年の謝恩企画サービス
 富士山の眺望と食事をお楽しみ下さい

豊島区安全情報

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第2892号 2011年3月23日号


東日本大震災 豊島区は震度5弱
 街にあふれる帰宅困難者
 「がんばれ東北」広がる救援活動


 死者・行方不明者2万1千人を超す未曾有の被害をもたらした3月11日午後2時46分に発生した東日本大災害から10日あまり、

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高野区長「行政の役割と責任を痛感」
 防災拠点としての新庁舎建設


 大震災から7日目、防災服姿の高野区長に聞いた。

 まず「被災者、そして被災地に関係者のいる区民の皆様に心よりお見舞い申し上げます」と高野区長。

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臨時相談コーナー設置
 31日まで区役所ロビー


 豊島区は15日、東日本大震災により被災した区民の安心を確保するため、区役所本庁舎1階ロビー特設会場に緊急的に臨時相談コーナーを開設した。

 地震発生からこれまで多く寄せられている、ごみ、停電、交通機関、建物等に関する相談のほか、罹災証明、義援金等の相談に、関係部課(資源循環課、防災課、建築審査課、総務課等)の職員による合同チームが対応する。期間は31日(木曜日)まで。午後1時から5時。



区商連、さっそく支援活動
 27日にはチャリティイベント


 豊島区商店街連合会(足立勲会長)は18日、会長会を開き、この27日に開催を予定していたスタンプラリー「としま染井吉野桜名所と商店街さんぽ」を東日本大震災の被災地を元気付けるためにも義援金を集めるチャリティイベントとして予定通り開催することを決定するとともに、さっそく各会長らが区商連のハッピ姿で池袋駅頭に立ち被災地への義援金募金を呼びかけた。

 スタンプラリーは、区内の駒込、巣鴨、大塚、北池袋、雑司ヶ谷、要町6駅周辺、7コースで開催される。区内共通商品券があたる。10時から16時。


さっそく災害協定の4自治体に救援物資

各種催し中止へ 観光協会50周年も

区管理の住宅へ被災者受入れ


救援物資を受付け
 池袋3丁目「みんなのえんがわ池袋」


 「がんばれ東北 つながれ豊島」を合言葉に 東日本大震災の被災者への救援物資をNPO法人 としまNPO推進協議会(柳田好史代表)が受け付けている。

 同会が運営する池袋3丁目の「みんなのえんがわ池袋」に救援物資を持ち込めば集約し東京都庁に持ち込んでくれるという。

 なお、同会は震災直後の13日にもチャリティ・イベント「えんがわ市」を開催し、売上金や寄付金から41,989円を既に豊島区に義援金として寄付している。

同会が扱う物品には制限があり、以下厳守し持ち込むこと。
▽「救援物資は、新品未開封であること」
▽「赤ちゃん用品」・熱さまシート・紙おむつ・おしり拭き
▽「高齢者用品」・大人用紙おむつ・介護用ウェットシート
▽「生活用品」・使い捨てカイロ・生理用品 ・紙コップ ・サランラップ
▽「飲料水」 ・ペットボトルのみ
▽持込み場所 「みんなのえんがわ池袋」池袋3-20-16 マルモビル1階(池袋第二公園前)
▽持込み時間午後1時~午後5時 受付日 3月22日~26日(厳守のこと)


「信頼される消防団」

 池袋消防団創立50周年

区民住宅で保育ママ

 ソシエ駒込でスタート

春の火災予防運動

豊島消防署で庁舎公開

福祉法人ネットワーク発足

「食」の安全で講演会

 豊島区消費者団体連絡会

区民ひろば南池袋 ひなまつりイベント

豊島区安全情報

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第2891号 2011年3月9日号


支えあいの地域づくり
 町連と社協が活動協定
 高野区長立会いで調印式


 さらなる支えあいの地域づくりの推進など目的とした豊島区町会連合会と豊島区社会福祉協議会の協力および活動に関する協定書の調印式が3月3日、高野区長立会いのもと豊島区役所区長応接室で行われた。

 調印式には町連の会長で社協の会長でもある中村丈一氏はじめ町連の各副会長、支部長ら幹部、社協からは副会長の寺田晃弘氏、内田忠氏、石川智枝子氏らが出席、中村町連会長と寺田社協副会長の間で協定書が取り交わされた。

 これにより町連はこれまで以上に社協が推進する地域福祉活動に協力するとともに社協の趣旨の普及と事業のPRに努める、また社協は町連の活動を助成・支援し、地域福祉の推進に努めるとともに町連活動のPRに積極的に協力することとなる。

 調印を終えて中村会長は「この2つの団体がより協力して行政を支えていくことで、町連の掲げる安心安全の街づくりにつながる」、寺田副会長は「これまでも町連のご支援をいただいてきましたが、これにより社協としてはより一層住民の側に立った事業を展開できるようになるでしょう」、また社協の名誉会長でもある高野区長は「区民のために活動する団体がこのような協力関係になることは素晴らしい、これからの豊島区のためにもたいへん画期的な調印であります」と述べた。



昨年上回る来場者
 第4回としまものづくりメッセ


 第4回としまものづくりメッセが5日まで、サンシャインシティ展示ホールBで開催され、過去最多の約97社・団体が114のブースに出展、区内の基幹産業である印刷産業をはじめ、精密機械や金属製品、食品関係などの自慢の製品や技術が展示、紹介され、3日間で昨年を上回る16,370人の人出で賑わった。

 会場内には今回初めて公開された豊島区新庁舎の200分の1の模型も展示され、注目を集めていた。

 カリスマバイヤー堀越昇氏による特別講演『“売上日本一・大北海道展”仕掛人が語る その人気と集客の秘訣!』や、ビジネス・経営者向けにセミナー、交流会といったイベントや、豊島区伝統工芸保存会による彫金などの伝統工芸実演の見学や、七宝焼き、マイバック製作などの「ものづくり」を体験できるコーナーも人気だった。初日、区立南池袋小学校4年生の児童が、東京の伝統工芸を学ぶため来場し、手描友禅や、銀プレートにイニシャルを刻印する貴金属装身具制作体験をしていた。

 としまものづくりメッセの公式キャラクター「ロボメッセ」と、今年の干支であるうさぎのイラストが使用された「としまものづくりメッセ記念の貨幣セット」、豊島区が誇る伝統工芸や桜の名所などをあしらったオリジナルフレーム切手「豊島区の春 雅~ソメイヨシノ発祥・技と伝統のまち」の販売コーナーにもたくさんの人がつめかけていた。



ゲストは鳥越俊太郎氏
 豊島区がん対策区民大会


 キャスター、コメンテーターとして活躍中の鳥越俊太郎氏を迎えて豊島区がん対策区民大会が3月5日、東池袋の帝京平成大学冲永記念ホールで開催された。

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池袋の東西をつなぐ

 地域公共バス運行開始

都電の魅力語る集い 区民ひろば高南第一

原田まさひろ区議 新春の集い

区長の一週間


大塚から“お笑い”発信
 第3回お笑いグランプリ


 『大塚ならではのお笑い文化』を地域に根付かせていきたいと関係者が張り切っている「第3回大塚アマチュアお笑いグランプリ」が3月5日、区立南大塚ホール(南大塚2-36-1)で開催され、地元大塚をはじめ、遠くは兵庫、大阪などから、公募で集まった腕自慢のアマチュア21組(大学生~76歳)が、持ち時間6分で、落語・漫才・コント・マジック・漫談・講談・腹話術など披露、会場いっぱい200人を超える観客を笑いの渦に巻き込んでいた。

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自民党「春のつどい」

 1,300人が熱い期待

豊島東RC25周年

 文化振興基金に寄付

第9回桜りん会

ゲストは大月みやこ

区民の宿泊施設「秀山荘」

 運営3周年の謝恩企画サービス
 富士山の眺望と食事をお楽しみ下さい

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第2890号 2011年3月2日号


新庁舎着工に向けて報告会
 公会堂など3会場で510人参加


 豊島区では、昨年12月、区役所の位置に関する条例が、区議会の特別議決をもって改正され、庁舎が南池袋二丁目45番1号へ移転することが決まったことを受け、いよいよ新庁舎を含む建物の整備工事が着手されるのに先立ち、整備内容についての報告会を勤労福祉会館(2月21日)、豊島公会堂(24日)、巣鴨信金本店(28日)など相次いで開催した。

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オリジナル切手販売
 3日から「としまものづくりメッセ」


 郵便局株式会社東京支社は、3月3日から5日、サンシャインシティで開催される「第4回としまものづくりメッセ」でオリジナルフレーム切手を販売開始する。

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第3回大塚アマチュアお笑いグランプリ 3月5日


 「第3回大塚アマチュアお笑いグランプリ」が3月5日午後1時から午後5時(30分前開場)、南大塚ホール(南大塚2-36-1)で開催される。このイベントは南大塚ホール落語会が第70回を迎えた記念として開催され、今年で第3回を迎える。入場無料。主催はとしま未来文化財団。

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乱歩感想文コンクール

 14日、立教大で授賞式

中田区議ら民主離党

観光協会50周年

巽管工(株)本社ビル


CO2排出削減に向けて
 都内中小クレジットの活用協定書


 「豊島区におけるCO2排出削減に向けた都内中小クレジットの活用に関する協定書」の締結式が2月25日午後4時から、豊島区役所で行われた。

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区商連「新春観劇会」


 豊島区商店街連合会(足立勲会長)のお客様サービスの最大イベントのひとつである恒例の新春観劇会が2月5日、日本橋浜町の明治座を借り切って開催され、約1400人が来場し、華やかなステージを楽しんだ。この日は梅沢武生劇団と梅沢登美男の特別講演、ゲストに瀬川瑛子、特別出演・中村珠緒。幕間には足立会長、鈴木正美東商豊島支部会長、長野・箕輪町の平澤豊満町長らによる花束の贈呈などもあった。


「イケ“ブック”ロ」開催

 4日~6日 わめぞの古本・雑貨市

「福は~内」

 区民ひろば清和第一

家庭の省エネ診断

 デモンストレーション

区長の一週間

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