CO2排出削減に向けて 都内中小クレジットの活用協定書
「豊島区におけるCO2排出削減に向けた都内中小クレジットの活用に関する協定書」の締結式が2月25日午後4時から、豊島区役所で行われた。
豊島区では、1990年比で排出量の増加傾向の強い家庭部門及び業務部門のCO2削減を目的に、家庭に対する太陽光発電や高効率給湯器の導入補助のほか、中小事業所に対する補助制度を設け、その活用促進に取り組んでいる。平成23年度には、東京都環境確保条例に基づくCO2排出量の取引の一つである「都内中小クレジット」を区内の中小規模事業者が活用しやすくするための補助スキームを創設する。
これに合わせて、今回、区内で率先してCO2削減に取り組んでいる中小規模事業者、区内の大規模事業者の中でも数々の取り組みで環境対策をリードしている株式会社サンシャインシティ、及び東京都と、それぞれ「都内中小クレジットの活用促進」に関する協定を締結。今後、中小規模事業者・大規模事業者・行政の間での情報共有や活用への課題抽出などを積極的に推進していくことになる。
この日の出席者は、区内中小規模事業者(株式会社大倉代表取締役、株式会社紅緒代表取締役、恩賜財団東京都同胞援護会・特別養護老人ホームゆたか苑施設長、フロンティア・特別養護老人ホーム山吹の里副施設長)、区内大規模事業者(株式会社サンシャインシティ代表取締役社長)、東京都(環境局環境都市づくり担当部長、環境局都市地球環境部排出量取引担当課長)豊島区(区長、清掃環境部長、環境政策課長)。
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