現庁舎地中心に大胆に 移転見据え「考える会」発足
「現庁舎周辺まちづくりを考える会」の発足式が3月30日午後、区役所本庁舎で開催された。4回のワークショップなど開き24年度はじめに提言をまとめ区長に提出する。
この日は顔合わせ会。地元商店会、町会のほか区商連、町連、東商、建築士事務所協会、宅建、観光協会など会員16人、それに高野区長、鮎川都市整備部長ら出席、会長に堀口昌利氏、副会長に大熊良幸氏、小山清弘氏を選出した。また立教大の廣江彰教授がアドバイザー、UR職員も参加している。
高野区長は「防災面からも新庁舎建設は後戻りできない。一日も早い庁舎移転が望まれる。ぜひ地域の皆さま方から方向性を出していただき、現庁舎周辺の魅力や価値を高める街づくりを進めていきたい」と。
会長についた堀口氏は「庁舎移転を契機として現庁舎跡地を含めて周辺の街づくりを大胆に、大規模にやっていきたい。現庁舎だけでは開発業者にとっても魅力がないでしょう。そのために、いまこそ地元の我われが声をだし、立ち上がらないといけません。行政任せ、他人任せではいい街は出来ない。行政とわれわれ民間の意見をまとめ、出来ればわれわれ主導で提言書を作ります。開発業者の選定にも意見を出していきます。たくさんの人が集まる魅力ある地域づくりを考えていきます」と意欲満々。
検討エリアは現庁舎地を中心としたJR山手線、環状5の1号線、サンシャイン通り及び補助171号線で囲まれた地域となっている。
»» BACK
|